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2021年06月02日(水)

代数幾何学セミナー

15:00-16:00   数理科学研究科棟(駒場) 号室
京大と共催です。
青木孔 氏 (東大数理)
Quasiexcellence implies strong generation (日本語)
[ 講演概要 ]
BondalとVan den Berghは(小さい)三角圏からの反変関手がいつ表現可能かという問題の考察の中で、対象が三角圏を強生成(strongly generate)することの定義を導入した。強生成する対象が存在するときは良い表現可能性定理が成立する。
どのような有限次元Noetherスキームに対してその連接層の導来圏が強生成であるかについてはBondal–Van den Bergh以降Rouquier, Keller–Van den Bergh, Aihara–Takahashi, Iyengar–Takahashiなどにより多くの結果が得られていたが、最近Neemanは別の手法を用いてそれをalterationが適用できる分離Noetherスキームに対して示した。それを講演者はGabberのweak local uniformizationを用いることでさらに分離的準優秀スキームにまで拡張した。講演ではこの結果およびその証明の手法を紹介する。
[ 参考URL ]
Zoom

東京名古屋代数セミナー

16:00-17:30   オンライン開催
オンライン開催の詳細は下記URLをご覧ください。
村井 聡 氏 (早稲田大学)
An equivariant Hochster's formula for $S_n$-invariant monomial ideals (Japanese)
[ 講演概要 ]
組合せ可換環論の分野では、多項式環の単項式イデアルや二項式イデアルの代数的な情報と凸多面体や単体的複体の組合せ論的な情報の関連がよく研究される。イデアルの自由分解に関するHochsterの公式は、(squarefreeな)単項式イデアルの自由分解のベッチ数と単体的複体のホモロジーとの関係を与える公式で、組合せ可換代数の分野における基本的な結果の一つである。本講演では、$n$変数多項式環$S=K[x_1,\dots,x_n]$の単項式イデアル$I$が$n$次対称群の作用で固定されるときは、ベッチ数$\beta_{ij}(I)=\dim_K \mathrm{Tor}_i(I,K)_j$のみならず、$\mathrm{Tor}_i(I,K)_j$の表現の情報まで単体的複体のホモロジーを用いて計算できることを紹介する。

対称群の作用で固定される単項式イデアルの性質を調べた今回の研究結果は、無限変数多項式環上のイデアルで無限対称群の作用で固定されるイデアルにある種の有限生成性があること(Noetherianity up to symmetry)に関連する研究を動機としている。講演の前半ではこの問題の背景について簡単に話をし、後半に今回の結果とその応用について紹介したい。

本研究はClaudiu Raicuとの共同研究である。
[ 参考URL ]
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~aaron.chan/TNAseminar.html

2021年06月01日(火)

トポロジー火曜セミナー

17:30-18:30   オンライン開催
Lie群論・表現論セミナーと合同。 参加を希望される場合は、セミナーのウェブページをご覧下さい。
北川 宜稔 氏 (早稲田大学)
On the discrete decomposability and invariants of representations of real reductive Lie groups (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
群の既約表現を部分群に制限したときにどのように振る舞うかを記述する問題を分岐則の問題という。既約表現の制限は一般には既約ではなくなり、ユニタリな場合には直積分で記述される既約分解が存在する。この分解は、ユニタリ作用素のスペクトル分解の一般化とみなすことができ、一般には連続的なスペクトルと離散的なスペクトルが現れる。連続的なスペクトルが現れない場合、つまりユニタリ表現の離散的な直和になっている場合、その表現は離散分解するという。

離散分解する分岐則は技術的に扱いやすいというだけでなく、大きな群の表現の情報から小さい部分群の表現の情報が取り出しやすい状況になっており、以下のような応用が知られている。保型形式から別の保型形式を作り出す Rankin--Cohen ブラケットという作用素は、離散分解する表現から既約表現への絡作用素として得られることが知られており、近年でも多くの一般化が得られている。また、等質空間の L^2 関数の空間の離散スペクトルを別の等質空間のものから構成するという結果にも用いられている。(T. Kobayashi, J. Funct. Anal. ('98))

本講演では、実簡約リー群の既約表現の制限の離散分解性について、小林俊行氏が提唱した離散分解性とG'-許容性の一般論と判定条件(Invent. math. '94, Annals of Math. '98, Invent. math. '98)を踏まえつつ、最近得られた結果を紹介したい。表現の代数的な不変量である随伴多様体、解析的な不変量である wave front set、表現空間の位相、の三つを用いて離散分解性を記述する。
[ 参考URL ]
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MSF/topology/TuesdaySeminar/index_e.html

Lie群論・表現論セミナー

17:30-18:30   数理科学研究科棟(駒場) Online号室
トポロジー火曜セミナーと合同。オンライン開催。
北川 宜稔 氏 (早稲田大学)
On the discrete decomposability and invariants of representations of real reductive Lie groups (Japanese)
[ 講演概要 ]
群の既約表現を部分群に制限したときにどのように振る舞うかを記述する問題を分岐則の問題という。既約表現の制限は一般には既約ではなくなり、ユニタリな場合には直積分で記述される既約分解が存在する。この分解は、ユニタリ作用素のスペクトル分解の一般化とみなすことができ、一般には連続的なスペクトルと離散的なスペクトルが現れる。連続的なスペクトルが現れない場合、つまりユニタリ表現の離散的な直和になっている場合、その表現は離散分解するという。

離散分解する分岐則は技術的に扱いやすいというだけでなく、大きな群の表現の情報から小さい部分群の表現の情報が取り出しやすい状況になっており、以下のような応用が知られている。保型形式から別の保型形式を作り出す Rankin--Cohen ブラケットという作用素は、離散分解する表現から既約表現への絡作用素として得られることが知られており、近年でも多くの一般化が得られている。
また、等質空間の L^2 関数の空間の離散スペクトルを別の等質空間のものから構成するという結果にも用いられている。(T. Kobayashi, J. Funct. Anal. ('98))

本講演では、実簡約リー群の既約表現の制限の離散分解性について、小林俊行氏が提唱した離散分解性とG'-許容性の一般論と判定条件(Invent. math. '94, Annals of Math. '98, Invent. math. '98)を踏まえつつ、最近得られた結果を紹介したい。
表現の代数的な不変量である随伴多様体、解析的な不変量である wave front set、表現空間の位相、の三つを用いて離散分解性を記述する。

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
武石拓也 氏 (京都工芸繊維大学)
KMS states of Toeplitz algebras of graphs
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

2021年05月31日(月)

複素解析幾何セミナー

10:30-12:00   オンライン開催
竹内 有哉 氏 (筑波大学)
Nonnegativity of the CR Paneitz operator for embeddable CR manifolds (Japanese)
[ 講演概要 ]
The CR Paneitz operator, which is a fourth-order CR invariant differential operator, plays a crucial role in three-dimensional CR geometry; it is deeply connected to global embeddability and the CR positive mass theorem. In this talk, I will show that the CR Paneitz operator is nonnegative for embeddable CR manifolds. I will also apply this result to some problems in CR geometry. In particular, I will give an affirmative solution to the CR Yamabe problem for embeddable CR manifolds.
[ 参考URL ]
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB

2021年05月28日(金)

談話会・数理科学講演会

15:30-16:30   オンライン開催
参加登録を締め切りました(5月28日12:00)。
立川 裕二 氏 (カブリ数物連携宇宙研究機構)
Physics and algebraic topology (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
Although we often talk about the "unreasonable effectiveness of mathematics in the natural sciences", there are great disparities in the relevance of various subbranches of mathematics to individual fields of natural sciences. Algebraic topology was a subject whose influence to physics remained relatively minor for a long time, but in the last several years, theoretical physicists started to appreciate the effectiveness of algebraic topology more seriously. For example, there is now a general consensus that the classification of the symmetry-protected topological phases, which form a class of phases of matter with a certain particularly simple property, is done in terms of generalized cohomology theories.

In this talk, I would like to provide a historical overview of the use of algebraic topology in physics, emphasizing a few highlights along the way. If the time allows, I would also like to report my struggle to understand the anomaly of heterotic strings, using the theory of topological modular forms.

2021年05月27日(木)

数理人口学・数理生物学セミナー

15:00-16:00   オンライン開催
ZOOMによる遠隔講演となります。参加希望の方は稲葉までご連絡ください。
南 就将 氏 (慶應義塾大学医学部)
感染性接触の点過程によるモデル化
(Japanese)
[ 講演概要 ]
典型的な1個体と集団の他の成員とのランダムな接触時刻の系列がポアソン点過程をなすと仮定し、さらにこの個体が感染した時刻を起点として、他者への感染性と接触頻度が感染齢とともに変化するというモデルを構成する。このモデルに基づいて実効再生産数の意味を考えたい。また、感染者の増加が分枝過程に従うと仮定すると、流行初期における感染者数の指数関数的増大度と基本再生産数との関係がある確率分布のモーメント母関数を通じて与えられるというよく知られた公式が導かれる。

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
Zoomでの開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
古典コンピューティングの高速化手法の実際と量子コンピューティングの基本=重ね合わせ原理 (Japanese)
[ 講演概要 ]
 今日のデータ量増大、処理の高度化への要求に伴い、各種の古典コンピューティングによる高速化手法が考案されている。また、根本的なコンピューティングの原理の革新としての量子コンピューティングの世界が拓かれようとしている。そこで、本講では、前回に続き、コンピューティングの歴史として、1980年代から現代への系譜について述べる。また、古典コンピューティングの高速化として、「演算数」「演算の重さ」「メモリジャンプ」手法について述べる。さらに、量子コンピューティングの基礎として、「量子計算の本質」について触れる。
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/1zdmPdHWcVgH6Sn62nVHNp0ODVBJ7fyHKJHdABtDd_Tw

2021年05月26日(水)

代数幾何学セミナー

15:00-16:00   数理科学研究科棟(駒場) zoom号室
京大と共催
山口樹 氏 (東大数理)
Multiplier ideals via ultraproducts (日本語)
[ 講演概要 ]
正標数の可換環と複素数体上の可換環の性質を比較する方法の一つにultraproductを用いた手法がある. このultraproductは超準解析において超実数の構成などに用いられているものである. これを可換環論へ応用する研究としてSchoutensによるnon-standard hullがある. この手法は等標数0の局所環に対するbig Cohen-Macaulay 代数の構成などにも応用がある. 彼の研究の一つに川又対数端末特異点のultraproductを用いた特徴付けがある. 本講演では, この結果の一般化として乗数イデアルがultraproductを用いて記述できることを説明する.

代数学コロキウム

17:00-18:00   オンライン開催
島田 了輔 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Geometric Structure of Affine Deligne-Lusztig Varieties for $\mathrm{GL}_3$ (Japanese)
[ 講演概要 ]
The Langlands correspondence, which contains class field theory as a special case, is one of the most important topics in number theory. Shimura varieties have been used, with great success, towards applications in the realm of the Langlands program. In this context, geometric and homological properties of affine Deligne-Lusztig varieties have been used to examine Shimura varieties and the local Langlands correspondence.
In this talk we study the geometric structure of affine Deligne-Lusztig varieties $X_{\lambda}(b)$ for $\mathrm{GL}_3$ and $b$ basic.
We completely determine the irreducible components of the affine Deligne-Lusztig variety. In particular, we classify the cases where all of the irreducible components are classical Deligne-Lusztig varieties times finite-dimensional affine spaces. If this is the case, then the irreducible components are pairwise disjoint.

2021年05月25日(火)

解析学火曜セミナー

16:00-17:30   オンライン開催
昨年度までと開始時間が異なるのでご注意ください
高田了 氏 (九州大学)
Asymptotic limit of fast rotation for the incompressible Navier-Stokes equations in a 3D layer (Japanese)
[ 講演概要 ]
In this talk, we consider the initial value problem for the Navier-Stokes equation with the Coriolis force in a three-dimensional infinite layer. We prove the unique existence of global solutions for initial data in the scaling invariant space when the speed of rotation is sufficiently high. Furthermore, we consider the asymptotic limit of the fast rotation, and show that the global solution converges to that of 2D incompressible Navier-Stokes equations in some global in time space-time norms. This talk is based on the joint work with Hiroki Ohyama (Kyushu University).
[ 参考URL ]
https://forms.gle/wHpi7BSpppsiiguD6

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、セミナーのホームページから参加登録を行って下さい。
足助 太郎 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
On a characteristic class associated with deformations of foliations (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
A characteristic class for deformations of foliations called the Fuks-Lodder-Kotschick class (FLK class for short) is discussed. It seems unknown if there is a real foliation with non-trivial FLK class. In this talk, we show some conditions to assure the triviality of the FLK class. On the other hand, we show that the FLK class is easily to be non-trivial for transversely holomorphic foliations. We present an example and give a construction which generalizes it.
[ 参考URL ]
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MSF/topology/TuesdaySeminar/index_e.html

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
Rajarama Bhat 氏 (Indian Statistical Institute)
Lattices of logmodular algebras
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

2021年05月24日(月)

複素解析幾何セミナー

10:30-12:00   オンライン開催
林本 厚志 氏 (長野工業高等専門学校)
Cartan-Hartogs領域の固有正則写像 (Japanese)
[ 講演概要 ]
2つの球の間の固有正則写像は自己同型写像である。球を別の領域にしたらどうなるかを調べたい。球の一般化として複素擬楕円体や有界対称領域が考えられる。これら2つの領域を合わせた領域としてHua領域がある。これは有界対称領域の上に複素擬楕円体が乗っているような領域である。Hua領域の一番簡単な場合としてCartan-Hartogs領域があり、これらの間の固有正則写像の分類問題を考える。分類すると本質的には1種類の写像しかないことが分かる。ここでは2つの多項式写像が自己同型写像の差を省いて一致すれば、Isotoropy写像の差を省いて一致することを使う。
[ 参考URL ]
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB

2021年05月20日(木)

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
Zoomでの開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
古典コンピューティングの高速化原理と量子コンピューティングにおける因果律の革新 (Japanese)
[ 講演概要 ]
今日のデータ量増大、処理の高度化への要求に対応する、各種の古典コンピューティングによる高速化手法が考案されている。また、根本的なコンピューティングの原理の革新としての量子コンピューティングの世界が拓かれようとしている。
そこで、本講では、古典コンピューティングにおける高速化原理と量子コンピューティングに革新をもたらした因果律の考え方について数理科学的視点から概観する。
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/1zdmPdHWcVgH6Sn62nVHNp0ODVBJ7fyHKJHdABtDd_Tw

東京名古屋代数セミナー

16:00-17:30   オンライン開催
オンライン開催の詳細は下記URLをご覧ください。
神田 遼 氏 (大阪市立大学)
This talk is based on joint work with Tsutomu Nakamura. For a module-finite algebra over a commutative noetherian ring, we give a complete description of flat cotorsion modules in terms of prime ideals of the algebra, as a generalization of Enochs' result for a commutative noetherian ring. As a consequence, we show that pointwise Matlis duality gives a bijective correspondence between the isoclasses of indecomposable flat cotorsion right modules and the isoclasses of indecomposable injective left modules. This correspondence is an explicit realization of Herzog's homeomorphism induced from elementary duality between Ziegler spectra.
[ 参考URL ]
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~aaron.chan/TNAseminar.html

2021年05月19日(水)

統計数学セミナー

14:30-16:00   オンライン開催
参加希望の方は以下のGoogle Formより3日前までにご登録ください。 ご登録後、会議参加に必要なURLを送付いたします。
Federico Camia 氏 (NYU Abu Dhabi)
Limit Theorems and Random Fractal Curves in Statistical Mechanics (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
Asia-Pacific Seminar in Probability and Statistics (APSPS)
https://sites.google.com/view/apsps/home

Statistical mechanics deals with systems that have a large number of components whose behavior can often be considered random. For this reason, probability theory plays an essential role in the mathematical analysis of the subject. After a gentle introduction to statistical mechanics, I will give a nontechnical overview of recent, exciting developments that combine in a beautiful and unexpected way discrete probability, stochastic processes and complex analysis. For concreteness, I will discuss two specific models, percolation and the Ising model, which have a long history, have played an important part in the development of statistical mechanics, and occupy a central place in modern probability theory.
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2ObhY3dsFUUU4EaRyslLiAwfuA6chMmiw5uyfa1bvKMdyfg/viewform

統計数学セミナー

14:30-16:00   数理科学研究科棟(駒場) 号室
Zoomで配信します。 参加希望の方は以下のGoogle Formより3日前までにご登録ください。
Federico Camia 氏 (NYU Abu Dhabi)
Limit Theorems and Random Fractal Curves in Statistical Mechanics
[ 講演概要 ]
Asia-Pacific Seminar in Probability and Statistics (APSPS)
https://sites.google.com/view/apsps/home

Statistical mechanics deals with systems that have a large number of components whose behavior can often be considered random. For this reason, probability theory plays an essential role in the mathematical analysis of the subject. After a gentle introduction to statistical mechanics, I will give a nontechnical overview of recent, exciting developments that combine in a beautiful and unexpected way discrete probability, stochastic processes and complex analysis. For concreteness, I will discuss two specific models, percolation and the Ising model, which have a long history, have played an important part in the development of statistical mechanics, and occupy a central place in modern probability theory.
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2ObhY3dsFUUU4EaRyslLiAwfuA6chMmiw5uyfa1bvKMdyfg/viewform

2021年05月18日(火)

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
吉田啓佑 氏 (北大数学)
Simplicity of $C^*$-algebras associated to some self-similar groups
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、セミナーのホームページから参加登録を行って下さい。
Geoffrey Powell 氏 (CNRS and University of Angers)
On derivations of free algebras over an operad and the generalized divergence (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
This talk will first introduce the generalized divergence map from the Lie algebra of derivations of a free algebra over an operad to the trace space of the appropriate associative algebra. This encompasses the Satoh trace (for Lie algebras) and the double divergence of Alekseev, Kawazumi, Kuno and Naef (for associative algebras). The generalized divergence is a Lie 1-cocyle.

One restricts to considering the positive degree subalgebra with respect to the natural grading on the Lie algebra of derivations. The relationship of the positive subalgebra with its subalgebra generated in degree one is of particular interest. For example, this question arises in considering the Johnson morphism in the Lie case.

The talk will outline the structural results obtained by using the generalized divergence. These were inspired by Satoh's study of the kernel of the trace map in the Lie case. A new ingredient is the usage of naturality with respect to the category of free, finite-rank abelian groups and split monomorphisms. This allows global results to be formulated using 'torsion' for functors on this category and extends the usage of naturality with respect to the general linear groups.
[ 参考URL ]
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MSF/topology/TuesdaySeminar/index_e.html

Lie群論・表現論セミナー

17:00-17:30   数理科学研究科棟(駒場) Online号室
上田衛 氏 (京都大学大学院)
アファインヤンギアンと長方形W代数 (Japanese)
[ 講演概要 ]
Motivated by the generalized AGT conjecture, in this talk I will construct surjective homomorphisms from Guay's affine Yangians to the universal enveloping algebras of rectangular W-algebras of type A.
This result is a super affine analogue of a result of Ragoucy and Sorba, which gave surjective homomorphisms from finite Yangians of type A to rectangular finite W-algebras of type A.

2021年05月17日(月)

代数幾何学セミナー

17:00-18:00   数理科学研究科棟(駒場) zoom号室
いつもと日時が異なります。京大と共催
Ivan Cheltsov 氏 (エジンバラ)
Calabi problem for smooth Fano threefolds (English)
[ 講演概要 ]
In this talk I will explain which three-dimensional complex Fano manifolds admit Kahler-Einstein metrics.

2021年05月13日(木)

代数幾何学セミナー

9:00-10:00   数理科学研究科棟(駒場) zoom号室
村山匠 氏 (プリンストン大学)
Relative vanishing theorems for schemes of equal characteristic zero (Englishg)
[ 講演概要 ]
In 1953, Kodaira proved the Kodaira vanishing theorem, which states that if L is an ample divisor on a complex projective manifold X, then H^i(X,-L) = 0 for all i < dim(X). Since then, Kodaira's theorem and its generalizations have become indispensable tools in algebraic geometry over fields of characteristic zero. Even in this context, however, it is often necessary to work with schemes of finite type over power series rings, and a fundamental problem has been the lack of vanishing theorems in this setting.
We prove the analogue of the Kawamata-Viehweg vanishing theorem for proper morphisms of schemes of equal characteristic zero, which implies Kodaira's vanishing theorem in this context. This result resolves conjectures of Boutot and Kawakita, and is an important ingredient toward establishing the minimal model program for excellent schemes of equal characteristic zero.

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
Zoomでの開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
古典コンピューティングの高速化と量子コンピューティング (Japanese)
[ 講演概要 ]
 今日のデータ量増大と処理の高度化へ対応するために、各種の古典コンピューティングによる高速化手法が考案されている。また、全く新しいコンピューティングの原理から再構築する量子コンピューティングの世界が拓かれようとしている。
 そこで、本講では、コンピュータの実用化発明後の古典コンピューティングにおけるインターネットの起源と高速化の取組と量子コンピューティングの根底にある量子力学の基本的な考え方について数理科学的視点から概観する。
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/1zdmPdHWcVgH6Sn62nVHNp0ODVBJ7fyHKJHdABtDd_Tw

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