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2020年07月31日(金)

博士論文発表会

10:30-11:45   オンライン開催
参加申し込みの締め切りは発表会の前日18時とします。
井上 瑛二 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Theory on Kähler metrics with constant exponentially weighted scalar curvature and exponentially weighted K-stability including Kähler-Ricci solitons
(ケーラー・リッチ・ソリトンを包括する指数偏スカラー曲率一定のケーラー計量と指数偏K安定性の理論)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/jfh9Hpyt3XZXXcft6

博士論文発表会

13:15-14:30   オンライン開催
参加申し込みの締め切りは発表会の前日18時とします。
稲山 貴大 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Studies on singular Hermitian metrics on holomorphic vector bundles via L² estimates and L² extension theorems
(L²評価及びL²拡張定理による正則ベクトル束の特異エルミート計量の研究)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/jfh9Hpyt3XZXXcft6

2020年07月30日(木)

博士論文発表会

10:30-11:45   オンライン開催
参加申し込みの締め切りは発表会開始の2時間前までとします。
林 德燮 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Monopole Floer homology for codimension-3 Riemannian foliation
(余次元3リーマン葉層構造に対するモノポールフレアーホモロジー)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/jfh9Hpyt3XZXXcft6

2020年07月28日(火)

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
Anderson Vera 氏 (京都大学数理解析研究所)
A double filtration for the mapping class group and the Goeritz group of the sphere (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
I will talk about a double-indexed filtration of the mapping class group and of the Goeritz group of the sphere, the latter is the group of isotopy classes of self-homeomorphisms of the 3-sphere which preserves the standard Heegaard splitting of $S^3$. In particular I will explain how this double filtration allows to write the Torelli group as a product of some subgroups of the mapping class group. A similar study could be done for the group of automorphisms of a free group. (work in progress with K. Habiro)
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

博士論文発表会

10:30-11:45   オンライン開催
参加申し込みの締め切りは発表会開始の2時間前までとします。
ブルキン セルゲイ ウラディミロヴィチ 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Twisted arrow categories of operads and Segal conditions
(オペラッドの捻れ射圏とシーガル条件)

[ 参考URL ]
https://forms.gle/jfh9Hpyt3XZXXcft6

2020年07月21日(火)

数値解析セミナー

16:30-18:00   オンライン開催
剱持智哉 氏 (名古屋大学大学院工学研究科)
平面曲線の制約条件付き勾配流に対する構造保存数値解法
(Japanese)
[ 講演概要 ]
本講演では, 制約条件付きの勾配流方程式に従って運動する, 平面内の閉曲線に対する数値計算手法を取り扱う. ここでの制約条件とは, ある幾何学的な量を保存するという条件であり, 例えば, 面積保存条件付きの勾配流 (周長減少) などが対象の方程式として挙げられる. 制約条件付き勾配流は, 勾配流によるエネルギー散逸性と, 制約条件よるエネルギー保存性を同時に持つが, 本講演では, これらを同時に再現する構造保存数値計算法を構築する. さらに, 接線速度の導入による安定化についても考察する. 最後に, 赤血球の形状変化のモデル方程式として現れるHelfrich流 (面積・周長保存条件下での, 曲げエネルギーに対する勾配流)などに対する数値計算例も紹介する.
[ 参考URL ]
https://forms.gle/3JiNEjWnrWLW8cFA9

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
Sergei Burkin 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Twisted arrow categories of operads and Segal conditions (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
We generalize twisted arrow category construction from categories to operads, and show that several important categories, including the simplex category $\Delta$, Segal's category $\Gamma$ and Moerdijk--Weiss category $\Omega$ are twisted arrow categories of operads. Twisted arrow categories of operads are closely connected with Segal conditions, and the corresponding theory can be generalized from multi-object associative algebras (i.e. categories) to multi-object P-algebras for reasonably nice operads P.
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

トポロジー火曜セミナー

18:00-19:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
Dexie Lin 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Monopole Floer homology for codimension-3 Riemannian foliation (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
In this paper, we give a systematic study of Seiberg-Witten theory on closed oriented manifold with codimension-3 oriented Riemannian foliation. Under a certain topological condition, we construct the basic monopole Floer homologies for a transverse spinc structure with a bundle-like metric, generic perturbation and a complete local system. We will show that these homologies are independent of the bundle-like metric and generic perturbation. The major difference between the basic monopole Floer homologies and the ones on manifolds is the necessity to use the complete local system to construct the monopole Floer homologies.
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

2020年07月16日(木)

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
Christian Voigt 氏 (Univ. Glasgow)
Complex quantum groups and the Baum-Connes conjecture (English)
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
古典コンピューティングの高速化手法の基本と量子コンピューティングの根底にある因果律の革新 (Japanese)
[ 講演概要 ]
今日のデータ量増大、処理の高度化への要求に伴い、各種の古典コンピューティングによる高速化手法が考案されている。また、根本的なコンピューティングの原理の革新としての量子コンピューティングの世界が拓かれようとしている。
 そこで、本講では、古典コンピューティングにおける高速化の基本と量子コンピューティングの根底にある因果律の革新的考え方について数理科学的視点から概観する。
[ 参考URL ]
[学外用] https://docs.google.com/forms/d/1d1RWvV8j1TzXg8eF93zMZeIzJeIvdq9zY8htO8w2St0/ [学内用] https://bit.ly/2zCBj8x (g.ecc.u-tokyo.ac.jpアカウントでアクセスできます)

2020年07月14日(火)

トポロジー火曜セミナー

17:30-18:30   オンライン開催
Lie群論・表現論セミナーと合同。 参加を希望される場合は、セミナーのウェブページをご覧下さい。
奥田 隆幸 氏 (広島大学)
Kobayashi's properness criterion and totally geodesic submanifolds in locally symmetric spaces (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
G をリー群とし,X を G-等質空間とする. X のいくつかの開集合を G 移動で貼り合わせて得られる多様体を(G,X)-多様体とよぶ. X の G 不変局所幾何構造(計量など)は(G,X)-多様体に移植可能であり, (G,X)-多様体はよい幾何構造を持った多様体の例を供給することが期待される. この意味で, (G,X)-多様体の構成は微分幾何学における重要な研究テーマの一つである.

G の離散部分群が X に固有不連続に作用するとき, その離散群を X の不連続群とよび, その作用による X の商多様体を Clifford--Klein 形と呼ぶ. Clifford--Klein 形は (G,X)-多様体である. これより G-等質空間 X 上の不連続群の構成や分類は重要な問題となる. G-等質空間 X のイソトロピーがコンパクトである場合には, Gの捻じれのない離散部分群はすべて不連続群である. しかし X のイソトロピーが非コンパクトであるような場合においては, G の捻じれのない離散群であっても, X の不連続群になるとは限らない.

以下, G が線型簡約リー群であり, G-等質空間 X として簡約型かつイソトロピーが非コンパクトであるような場合を考える (この設定では X は G 不変リーマンは許容しないが, G不変擬リーマン計量を許容する). 小林俊行氏は [Math.Ann.(1989)], [J. Lie Theory (1996)] において, 与えられた G の離散部分群が X の不連続群になるための判定条件を与えている. この判定法は与えられた離散部分群と X におけるイソトロピー部分群の ``固有値の分布'' の関係性に着目する画期的なものである.

本講演では正定値非コンパクトリーマン対称空間の全測地的部分多様体の族として実現されるような G-等質空間 X について, リーマン幾何学の言葉を用いて上記の小林氏の判定定理を翻訳したものを紹介する. この枠組みにおいては, 与えられた離散部分群の``固有値の分布''の代わりに, その群の定める局所対称空間の``測地ループの分布''に着目する.
[ 参考URL ]
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MSF/topology/TuesdaySeminar/index_e.html

Lie群論・表現論セミナー

17:30-18:30   数理科学研究科棟(駒場) #号室
トポロジー火曜セミナーと合同。オンライン開催。
奥田隆幸 氏 (広島大学 大学院先進理工系科学研究科)
Kobayashi's properness criterion and totally geodesic submanifolds in locally symmetric spaces (Japanese)
[ 講演概要 ]
G をリー群とし,X を G-等質空間とする.
X のいくつかの開集合を G 移動で貼り合わせて得られる多様体を(G,X)-多様体とよぶ.
X の G 不変局所幾何構造(計量など)は(G,X)-多様体に移植可能であり, (G,X)-多様体はよい幾何構造を持った多様体の例を供給することが期待される.
この意味で, (G,X)-多様体の構成は微分幾何学における重要な研究テーマの一つである.

G の離散部分群が X に固有不連続に作用するとき, その離散群を X の不連続群とよび, その作用による X の商多様体を Clifford--Klein 形と呼ぶ.
Clifford--Klein 形は (G,X)-多様体である.
これより G-等質空間 X 上の不連続群の構成や分類は重要な問題となる.
G-等質空間 X のイソトロピーがコンパクトである場合には, Gの捻じれのない離散部分群はすべて不連続群である.
しかし X のイソトロピーが非コンパクトであるような場合においては, G の捻じれのない離散群であっても, X の不連続群になるとは限らない.

以下, G が線型簡約リー群であり, G-等質空間 X として簡約型かつイソトロピーが非コンパクトであるような場合を考える(この設定では X は G 不変リーマンは許容しないが, G不変擬リーマン計量を許容する).
小林俊行氏は [Math.Ann.(1989)], [J. Lie Theory (1996)] において, 与えられた G の離散部分群が X の不連続群になるための判定条件を与えている.
この判定法は与えられた離散部分群と X におけるイソトロピー部分群の ``固有値の分布''の関係性に着目する画期的なものである.

本講演では 正定値非コンパクトリーマン対称空間の全測地的部分多様体の族として実現されるような G-等質空間 X について, リーマン幾何学の言葉を用いて上記の小林氏の判定定理を翻訳したものを紹介する.
この枠組みにおいては, 与えられた離散部分群の``固有値の分布''の代わりに, その群の定める局所対称空間の``測地ループの分布''に着目する.

2020年07月13日(月)

複素解析幾何セミナー

10:30-12:00   オンライン開催
井上瑛二 氏 (東大数理)
$\mu$-cscK metrics and $\mu$K-stability of polarized manifolds
[ 講演概要 ]
I firstly talk about some backgrounds on the following two frameworks; "cscK metrics & K-stability" and "Kähler-Ricci soliton & modified K-stability", whose intersection is precisely the framework on "Kähler-Einstein metrics & K-stability".
I will introduce a new framework unifying these frameworks, which I call the framework on "$\mu$-cscK metrics and $\mu$K-stability".

There are two divided contents:
1. I explain formulation and first motivation for $\mu$-cscK metrics and give brief remarks on results parallel to those for cscK metrics / Kähler-Ricci solitons. I will illustrate some attractive features/phenomenon special to $\mu$-cscK metrics by examples; "extremal limit" and "phase transition".
(cf. https://arxiv.org/abs/1902.00664)
2. I explain how one should/can formulate/derive/express $\mu$-Futaki invariant of test configurations with general singularities. We also construct a characteristic class for families of polarized schemes, which generalizes the CM line bundle in K-stability. I also give a few words on applications to moduli problem.
(cf. https://arxiv.org/abs/2004.06393)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/vSFPoVR6ugrkTGhX7

2020年07月09日(木)

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
Amine Marrakchi 氏 (ENS Lyon)
Affine isometric actions of groups on $L_p$-spaces : dependence on the value of $p$ (English)
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
機械学習からディープラーニングへの道 (Japanese)
[ 講演概要 ]
 現代AIの基本は、ディープラーニングであるが、これを基本としたAI技術基盤が存在する。そこで、今回は、最初に本技術基盤の第2層に相当するAIライブラリレイヤについて、機械学習ライブラリの実例を示す。
 また、ディープラーニングは、ニューラルネットワークを対象にした多層構造の機械学習モデルに基づいているが、機械学習から如何にしてディープラーニングに到達するかについて概観する。
[ 参考URL ]
[学外用] https://docs.google.com/forms/d/1d1RWvV8j1TzXg8eF93zMZeIzJeIvdq9zY8htO8w2St0/ [学内用] https://bit.ly/2zCBj8x (g.ecc.u-tokyo.ac.jpアカウントでアクセスできます)

2020年07月07日(火)

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
野崎 雄太 氏 (広島大学)
Abelian quotients of the Y-filtration on the homology cylinders via the LMO functor (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
We construct a series of homomorphisms on the Y-filtration on the homology cylinders via the mod $\mathbb{Z}$ reduction of the LMO functor. The restriction of our homomorphism to the lower central series of the Torelli group does not factor through Morita's refinement of the Johnson homomorphism. We use it to show that the abelianization of the Johnson kernel of a closed surface has torsion elements. This is the joint work with Masatoshi Sato and Masaaki Suzuki.
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

2020年07月06日(月)

複素解析幾何セミナー

10:30-12:00   オンライン開催
稲山貴大 氏 (東大数理)
Nakano positivity of singular Hermitian metrics and vanishing theorems of Demailly-Nadel-Nakano type (Japanese?)
[ 講演概要 ]
We propose a general definition of Nakano semi-positivity of singular Hermitian metrics on holomorphic vector bundles. By using this positivity notion, we establish $L^2$-estimates for holomorphic vector bundles with Nakano positive singular Hermitian metrics. We also show vanishing theorems, which generalize both Nakano type and Demailly-Nadel type vanishing theorems.
[ 参考URL ]
https://forms.gle/vSFPoVR6ugrkTGhX7

2020年07月02日(木)

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
増田俊彦 氏 (九州大)
Outer actions ($\mathcal{G}$-kernels) of discrete amenable groupoids on injective factors (English)
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

情報数学セミナー

16:50-18:35   オンライン開催
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー)
テレワーク社会とサイバー攻撃の脅威 (Japanese)
[ 講演概要 ]
 最近、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、インターネットを用いて自宅でも業務が行えるテレワークの利用が一気に進んでおり、多様化する個々人のライフスタイルに応じた柔軟かつバランスのとれた働き方の実現に寄与することが期待される。しかしながら、一方では、テレワークのための情報通信ネットワークの脆弱性によるサイバー攻撃による被害や情報漏洩などが、多発している。
 そこで、本講では、サイバー攻撃について、その被害の現状と攻撃方法について考察する。また、テレワークにおけるサイバーセキュリティの重要性とその社会課題と技術について第4回の講義に続いてさらに考察する。
[ 参考URL ]
[学外用] https://docs.google.com/forms/d/1d1RWvV8j1TzXg8eF93zMZeIzJeIvdq9zY8htO8w2St0/ [学内用] https://bit.ly/2zCBj8x (g.ecc.u-tokyo.ac.jpアカウントでアクセスできます)

2020年06月30日(火)

数値解析セミナー

16:30-18:00   オンライン開催
榊原航也 氏 (岡山理科大学理学部)
界面現象の構造保存型数値解析 (Japanese)
[ 講演概要 ]
水と油の間のように,界面は至る所に現れ,その数理解析は界面問題として盛んに研究されている.
本講演では,界面問題のうち,(i)「結晶粒界」という具体的な問題と,(ii)「移動境界問題」という一般的な枠組みのそれぞれにおいて,ある種の構造保存型数値解法を構築し解析した結果について報告する.以下,それぞれの問題について,簡単にその問題意識と得られた結果についてまとめる.

(i)結晶粒界の研究の大元の目的は,「結晶構造が与えられたとき,そこから結晶粒界の位置を捉える数学的な枠組みを構築できるか」というものである. そのためには数理モデルが必要となるが,本研究では,Kobayashi–Warren–Carter(KWC)エネルギーを自由エネルギーとして採用し,その勾配流として結晶粒界を検出することを考える. KWC エネルギーには,多様体 SO(3) に値をとる(重み付き)全変動エネルギーが現れ,この部分で強い特異性が生じるために数値計算が難しくなってしまう. 本講演の前半部分では,一般に滑らかな多様体に値が束縛された全変動流の数値解析の結果について報告し,その後に,現在行っている KWC エネルギーの数値解析の現状を簡単に報告したい.

(ii)平面閉曲線に対する移動境界問題とは,ある規則(法線速度)により時々刻々と変形する閉曲線を求める問題であり,曲率流,表面拡散流,Hele-Shaw 流など,様々な重要な問題が知られている. 多くの移動境界問題は,(何かしらの)エネルギーの(何かしらの)空間上での勾配流として定式化される(すなわち,解の時間発展に従ってエネルギーが単調減少する). よって,その勾配流の構造を活かした数値解法として構造保存型数値解法を使いたくなるのは自然な発想であると思われるが,移動境界問題のように問題領域が複雑に時間変化する場合における構造保存型数値解法の研究成果はほとんど知られていない. そこで,本講演の後半部分では,多角形曲線により界面が記述される場合の移動境界問題を扱い,エネルギー散逸構造を満たす時間離散化の方法について紹介したい. 最後には,多角形曲線ではなく滑らかな曲線により界面を記述した場合の最新の結果についてもごく簡単にご紹介する予定である.

 (i)は上坂正晃氏(東京大学),岡本潤氏(東京大学),儀我美一氏(東京大学),田口和稔氏との共同研究,(ii)は剱持智哉氏(名古屋大学),宮武勇登氏(大阪大学)との共同研究に基づく内容であり,それぞれに関連する文献として,プレプリント [1, 2] を挙げておく.
[1] Y. Giga, K. Sakakibara, K. Taguchi and M. Uesaka, A new numerical scheme for discrete constrained total variation flows and its convergence, accepted by Numerische Mathematik (arXiv:1904.06105)
[2] K. Sakakibara and Y. Miyatake, A fully discrete curve-shortening polygonal evolution law for moving boundary problems, preprint (arXiv:1912.00545)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/ztK741vNdBT7hfGSA

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
Daniel Matei 氏 (IMAR Bucharest)
Homology of right-angled Artin kernels (ENGLISH)
[ 講演概要 ]
The right-angled Artin groups A(G) are the finitely presented groups associated to a finite simplicial graph G=(V,E), which are generated by the vertices V satisfying commutator relations vw=wv for every edge vw in E. An Artin kernel Nh(G) is defined by an epimorphism h of A(G) onto the integers. In this talk, we discuss the module structure over the Laurent polynomial ring of the homology groups of Nh(G).
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

2020年06月29日(月)

複素解析幾何セミナー

10:30-12:00   オンライン開催
日下部佑太 氏 (大阪大学)
Oka properties of complements of holomorphically convex sets

[ 講演概要 ]
A complex manifold is called an Oka manifold if the Oka principle for maps from Stein spaces holds. In this talk, we consider the question of when a holomorphically convex set in an Oka manifold has an Oka complement. Our main theorem states that the complement of a compact holomorphically convex set in a Stein manifold with the density property is an Oka manifold. This gives a positive answer to the well-known long-standing problem in Oka theory whether the complement of a compact polynomially convex set in $\mathbb{C}^{n}$ $(n>1)$ is Oka. The relative version of the main theorem can also be proved. As an application, we show that the complement $\mathbb{C}^{n}\setminus\mathbb{R}^{k}$ of a totally real affine subspace is Oka if $n>1$ and $(n,k)\neq(2,1),(2,2),(3,3)$.
[ 参考URL ]
https://forms.gle/vSFPoVR6ugrkTGhX7

2020年06月25日(木)

作用素環セミナー

16:45-18:15   オンライン開催
Remi Boutonnet 氏 (Univ. Bordeaux)
Properly proximal groups and their von Neumann algebras (English)
[ 参考URL ]
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/tokyo-seminar.htm

2020年06月24日(水)

離散数理モデリングセミナー

15:00-16:30   オンライン開催
Zoom を用いてオンラインで行います.参加希望の方はウィロックスまでZoomのリンクをお尋ねください.
Martin Skrodzki 氏 (RIKEN iTHEMS)
Combinatorial and Asymptotical Results on the Neighborhood Grid Data Structure (English)
[ 講演概要 ]
In 2009, Joselli et al. introduced the Neighborhood Grid data structure for fast computation of neighborhood estimates in point clouds. Even though the data structure has been used in several applications and shown to be practically relevant, it is theoretically not yet well understood. The purpose of this talk is to present a polynomial-time algorithm to build the data structure. Furthermore, we establish the presented algorithm to be time-optimal. This investigations leads to several combinatorial questions for which partial results are given.

2020年06月23日(火)

トポロジー火曜セミナー

17:00-18:00   オンライン開催
参加を希望される場合は、下記URLから参加登録を行って下さい。
今野 北斗 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Gauge theory and the diffeomorphism and homeomorphism groups of 4-manifolds (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
I will explain my recent collaboration with several groups that develops gauge theory for families
to extract difference between the diffeomorphism groups and the homeomorphism groups of 4-manifolds.
After Donaldson’s celebrated diagonalization theorem, gauge theory has given strong constraints on the topology of smooth 4-manifolds. Combining such constraints with Freedman’s theory, one may find many non-smoothable topological 4-manifolds.
Recently, a family version of this argument was started by T. Kato, N. Nakamura and myself, and soon later it was developed also by D. Baraglia and his collaborating work with myself. More precisely, considering gauge theory for smooth fiber bundles of 4-manifolds, they obtained some constraints on the topology of smooth 4-manifold bundles. Using such constraints, they detected non-smoothable topological fiber bundles of smooth 4-manifolds. The existence of such bundles implies that there is homotopical difference between the diffeomorphism and homeomorphism groups of the 4-manifolds given as the fibers.
If time permits, I will also mention my collaboration with Baraglia which shows that a K3 surface gives a counterexample to the Nielsen realization problem in dimension 4. This example reveals also that there is difference between the Nielsen realization problems asked in the smooth category and the topological category.
[ 参考URL ]
https://zoom.us/webinar/register/WN_oS594Z6BRyaKNCvlm3yCoQ

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