数値解析セミナー

過去の記録 ~04/17次回の予定今後の予定 04/18~

開催情報 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 齊藤宣一、柏原崇人
セミナーURL https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/utnas-bulletin-board/

過去の記録

2011年12月06日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

保江かな子 氏 (宇宙航空研究開発機構)
高次精度流体解析法の開発および航空宇宙分野への適用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
現在,数値流体力学(CFD: Computational Fluid Dynamics)は様々な分野で用いられており,対象となる物体形状や流れ場はより複雑になってきている.特に航空宇宙分野では,航空機全機周りのよう に乱流が支配的となる流れ場が対象であるため,より高精度な解析手法が必要とされている.講演者らはこれまでに,複雑形状周りの流れ場であっ ても精度良く空力解析を実施することができるDiscontinuous Galerkin(DG)法に基づく非構造CFDソルバーの開発を行ってきた.本講演では,開発したセル緩和型陰的DG法の概要を説明し,計算例を紹介す る.また,航空宇宙分野におけるCFDと風洞試験との関わりについて簡単に紹介しながら,開発した手法の航空宇宙分野における実用問題への適 用例を示す.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/saito/

2011年07月05日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

大浦拓哉 氏 (京都大学数理解析研究所)
Goursat-Hardy積分の超高精度計算---非有界無限区間積分の計算例--- (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
解析概論(高木著)の練習問題(p.141)に出てくる積分I = \\int_{0}^{\\infty} \\frac{x}{1+x^6 \\sin^2 x} dx は非有界な無限区間積分だが積分値は収束する例であり,GoursatやHardyによって20世紀初頭に示されたものである.この積分に関して,1984年京大数理研の研究集会で戸田英雄は,収束性の議論だけではなく数値計算することは可能か?という問題を提起した.翌年,二宮市三は積分算法と級数加速法を駆使して約21桁の計算を行い,2009年,秦野やす世,二宮市三,杉浦洋,長谷川武光らはより改良した方法で約73桁の結果を得た. 本講演ではまず,Goursat-Hardy積分に対してある変形を行うことで,二重指数関数型数値積分公式(DE公式)で容易に計算可能になることを示す.さらにこの変形と誤差補正の組み合わせで,関数計算回数Nに対して誤差がO(\\exp(-CN)), C>0となる超収束のDE公式が得られることを示す.次に,いくつかの多倍長計算ライブラリと独自の関数計算の高速化技法を用いて100万桁以上の計算を行い,桁数と計算量の関係について考察する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年06月21日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

北村圭一 氏 (宇宙航空研究開発機構(JAXA))
数値流体力学(CFD)の研究と宇宙機開発への応用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
近年のCFD(Computational Fluid Dynamics)技術の発展は目覚ましく,CFDを用いて様々な物理現象を解明できるようになった.とりわけ宇宙機・航空機開発におけるCFDへの期待は大きく,実験や理論で分からない(もしくは分かりにくい)情報を得る重要な手段となってきている.本講演では,航空宇宙分野におけるCFDの研究やその宇宙機開発への応用ついて,現存する課題や一般的な見解も交えながら講演者らの成果を発表する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年06月07日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

中澤嵩 氏 (岡山大学大学院環境学研究科
)
水質改善を目的として水面に設置されたプロペラが誘起する流れ場の線形安定性解析
(JAPANESE)
[ 講演概要 ]
閉鎖性水域における水質改善を目的として、水面上に置かれた小型プロペラによって誘起された流れ場について考察する。このような小型プロペラは、水質改善に有効である鉛直方向循環流を誘起すると考えられている。しかし、当該機器は水質改善に有効でない水平方向回転流も誘起すると実験等から観測されており、効率的に水質改善を行うためには当該機器が誘起する流れ場のメカニズムを解明する必要がある。
本講演では、当該機器が誘起する流れ場の擾乱に対する線形安定性解析結果を紹介する。線形安定性解析の結果、レイノルズ数が臨界レイノルズ数を超えた際に、水質改善を促進すると考えられる擾乱の発達を確認した。
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年05月24日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

村井大介 氏 (名古屋大学大学院情報科学研究科)
密度型位相最適化問題に対するある解法の誤差解析 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
偏微分方程式が定義された領域の最適な穴の配置を求める問題を位相最適化問題という。この問題に対して、密度を設計変数にした密度型位相最適化問題が定式化され、数値不安定現象が起こらない解法が提案されている。本公演では、この解法によって得られた数値解に含まれる誤差を解析した結果を報告する。Poisson問題を例にした数値誤差の結果も紹介する予定である。
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年05月10日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

峯崎征隆 氏 (徳島文理大学)
重力3体問題の全保存型差分法 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
近接遭遇時に起きる数値誤差を軽減するために正則化を行った後,離散変分法を適用することで,重力3体問題の差分化を行う.得られた差分系は以下の性質をもつ.
(1) 全ての保存量 (Hamiltonian,運動量,角運動量,重心の位置)を保つ;
(2) Lagrange 正三角形解,8 の字解,Broucke の発見した周期解などの力学的に安定な解軌道を数値的に再現する;
(3) Lagrange 平衡解の存在を解析的に示すことができる;
(4) Lagrange 平衡解の線形安定性が元の 3 体問題のそれと高精度で一致する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年04月26日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

菊地文雄 氏 (一橋大学大学院経済学研究科)
不連続ガレルキン有限要素法に関する若干の体験 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
前世紀の終わり頃から,(偏)微分方程式の離散化手法として,不連続ガレルキン有限要素法(DGFEM)の研究が海外で盛んになり,論文のみならず書籍もすでに刊行されている.手法の要点は,近似関数として有限要素間境界で不連続なものも許容するかわりに,不連続性を考慮した弱定式化を導き,それにもとづいて有限要素法としての離散化をおこなうことである.不連続性の処理法としては,処罰法,未定乗数法などがすぐ思い浮かぶ.ここでは,対象を主に楕円型方程式に限定し,講演者が関与したハイブリッド型定式化を中心に,手法や数学的議論の概要,数値例, DGFEM固有の可能性などについて,私見を述べる.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2011年01月11日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

木下武彦 氏 (京都大学数理解析研究所)
線形常微分作用素の逆作用素に対するノルム評価とその応用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
計算機援用証明において線形微分作用素の逆作用素に対するノルム評価を得ることは重要である.しかし,理論的なノルム評価ではしばしば過大評価となり,計算機援用証明で用いる際に実用的な値を得ることが難しい.本講演では近似積分作用素を利用した評価手法を提案し,数値例として提案手法と理論的なノルム評価との比較を行う.また,本結果を用いた応用例として,非線形常微分方程式に対する解の検証理論について紹介する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年12月07日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

高安亮紀 氏 (早稲田大学大学院基幹理工学部)
楕円型非線形偏微分方程式のDirichlet境界値問題に対する精度保証付き数値計算法
(JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演では楕円型非線形偏微分方程式のDirichlet境界値問題の解に対する精度保証付き数値計算方法について述べる.提案手法は先行研究とは違う新しい精度保証方法である.Newton-Kantorovichの定理を使用し,真の解の存在証明とその近似解との誤差を数学的に正しく計算する.講演では我々の提案手法の詳細と今後の課題について説明する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年11月30日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

青木康憲 氏 (University of Waterloo/国立情報学研究所)
楕円型偏微分方程式の特異解への有限体積要素法の有用性 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
有限体積要素法の利点として一般的には局所保存性があげられる。しかしながら当手法の特異点を持つ偏微分方程式の解への有用性に着目した研究はあまり見られない。本講演では、数値実験を通して有限体積要素法が特異点を持つ解の近似に適しているという我々の考えを説明したい。
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年11月16日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

劉雪峰 氏 (早稲田大学/CREST, JST)
任意多角形領域上での楕円型作用素に対する精度保証付き評価 (JAPANESE)
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年10月26日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 128号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

岡山友昭 氏 (一橋大学大学院経済学研究科)
第二種積分方程式に対するSincスキームの理論解析 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
高性能な数値計算法である「Sinc 法」に基づいたスキームが、近年第二種積分方程式に対し提案されてきた。実際、数値実験結果は提案された Sinc スキームの高性能さを示唆している。ただし、既存のスキームは(1)方程式の解に依存するパラメータを用いて設計されており、また(2)スキームの可解性や収束性が理論的に示されていない、という二つの難点があった。それに対し、著者は理論解析に基づいてこれらの難点の克服を行っており、本講演ではその成果について紹介する。

【注意】いつもと教室が異なりますのでご注意ください.また,今回より,開催曜日が火曜日に変更になりました.水曜日を予定されていた方々にはお詫びいたします.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年07月28日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
及川一誠 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
定常移流拡散方程式に対するハイブリッド型不連続Galerkin法 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演では,ハイブリッド型不連続Galerkin(HDG)法による,定常移流拡散方程式の新しい数値計算スキームを紹介し,定式化や誤差評価,安定性等について述べる.新スキームの有効性を確認するために,数値計算例もいくつか示す.なお,講演前半は準備として,Poisson方程式に対するHDG法について解説する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年07月07日(水)

17:00-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
いつもと時間帯が異なりますので御注意下さい。
天野 要 氏 (愛媛大学大学院理工学研究科)
代用電荷法による多重連結領域の数値等角写像 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
多重連結領域の等角写像では,平行スリット領域,円弧スリット領域,放射スリット領域,円弧スリット円板領域,円弧スリット円環領域という5種の正準スリット領域が広く知られている(Nehari, 1952).遡って,Koebe(1916)はこれらを含む39種の正準スリット領域を挙げている.近年,このような多重連結領域の問題が新たに注目されている.代用電荷法を適用して,このような様々な等角写像の表現が簡潔で精度の高い近似写像関数を簡単に構成することができる.ここでは,非有界な多重連結領域から(実軸となす角を任意に指定した一般的な)直線スリット領域と,円弧放射スリット(混在)領域への場合中心に,代用電荷法による多重連結領域の数値等角写像の方法を紹介する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年06月23日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
村川秀樹 氏 (富山大学大学院理工学研究部(理学))
非線形交差拡散系の数値解法―反応拡散系近似理論の応用― (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
多成分反応拡散系において、他の成分同士、拡散が相互に依存しあっているときに、拡散が交差していると言い、そのような系は交差拡散系と呼ばれる。2種生物種の競合問題におけるお互いの動的な干渉作用を記述する重定-川崎-寺本モデルは非線形交差拡散を含む問題の代表例である。非線形交差拡散系に対する効果的な数値解法は個別の問題に対して構成され、解析されるのが現状である。現象のモデリングを行う場合など、パラメータの変更のみでなく、非線形項そのものを変えて多くの数値実験を行いたい場合がある。この様な状況に対応するために、汎用的で簡便な数値解法が望まれる。講演では、非線形交差拡散系を近似するある半線形反応拡散系を媒介することにより、そのような数値解法を導出、解析し、数値計算を通してその有用性を示す。時間が許せば、半線形反応拡散系を用いた退化放物型方程式の数値解法についても触れたい。
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年06月09日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
松本純一 氏 (産業技術総合研究所)
直交基底気泡関数有限要素法による流体解析と応用計算 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演では、気泡関数要素を使用した有限要素解析において質量行列の近似(集中化)を行わずに、質量行列が自然に対角行列となる気泡関数要素(直交基底気泡関数要素)による安定化手法を解説し、非圧縮流、圧縮性流れ、浅水長波流れ、気液二相流れなどの流体解析および形状最適化問題、アダプティブ有限要素法への適用例について紹介する。
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/saito/

2010年05月26日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
松家敬介 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Existence and non-existence of global solutions for a discrete semilinear heat equation (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演では藤田型半線形熱方程式のある離散化を報告する.藤田型半線形熱方程式の初期値問題に対して,時間大域解の存在及び非存在について藤田指数による結果が知られている.本講演で報告する離散化はこの藤田指数に関する結果を保つ離散化となっており,その様子を証明の概略とともに解説する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年05月12日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
荻田武史 氏 (東京女子大学現代教養学部)
悪条件行列の高精度な分解法とその応用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
与えられた行列の条件数が非常に大きい場合,基本精度(倍精度演算など)による演算で通常の行列分解アルゴリズム(LU分解,固有値分解など)を実行しても,精度の良い結果を得ることはできない.本講演では,そのような行列に対しても,基本精度による演算だけを用いて精度の良い結果を得ることができるロバストなアルゴリズムを紹介する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2010年04月21日(水)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
小林 健太 氏 (金沢大学 理工学域)
On the interpolation constant over triangular and rectangular elements (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演は二部構成となっている.第一部は,有限要素法の誤差評価などに用いられる,三角形要素上の補間誤差定数について解説する.このトピックについては劉・菊地による先行研究があるが,本講演では新たな方法に基づいて得られた更に精密な結果について報告する.第二部としては,長方形要素上で重調和問題を解く際に必要となる,あるノルム不等式に現れる定数について解説する.その定数は,存在は証明されているものの,具体的な上からの評価は今まで得られていなかったものである.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/

2004年07月05日(月)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

who 氏 (where)
what (JAPANESE)

< 前へ 12345