Lie群論・表現論セミナー
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開催情報 | 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室 |
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担当者 | 小林俊行 |
セミナーURL | https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~toshi/seminar/ut-seminar.html |
2008年07月01日(火)
16:30-18:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室
奥田 隆幸 氏 (東大数理)
不変式のzeta多項式の零点と、微分作用素の関係について
奥田 隆幸 氏 (東大数理)
不変式のzeta多項式の零点と、微分作用素の関係について
[ 講演概要 ]
MacWilliams変換と呼ばれる変換で不変な複素2変数斉次多項式に対して、zeta多項式と呼ばれる複素1変数多項式を定義する。
TypeIV extremal と呼ばれる不変式の無限列に対し、deg = 0 (mod 6) の場合には、対応する全ての zeta多項式の零点が同一円周上に乗るという事が証明されているが、deg = 2,4 (mod 6) の場合は未解決であった。
この講演では、不変式に対する微分作用素を用いて、deg = 4 (mod6) の場合にも全てのzeta多項式の零点が同一円周上に乗るということを示したい。
MacWilliams変換と呼ばれる変換で不変な複素2変数斉次多項式に対して、zeta多項式と呼ばれる複素1変数多項式を定義する。
TypeIV extremal と呼ばれる不変式の無限列に対し、deg = 0 (mod 6) の場合には、対応する全ての zeta多項式の零点が同一円周上に乗るという事が証明されているが、deg = 2,4 (mod 6) の場合は未解決であった。
この講演では、不変式に対する微分作用素を用いて、deg = 4 (mod6) の場合にも全てのzeta多項式の零点が同一円周上に乗るということを示したい。