Home > 数理科学基礎

数理科学基礎

授業の目標,概要

科学・技術の礎となる数理科学の基礎的内容を学び,高等学校で学んだ数学から大学で学ぶ数学への橋渡しとする.講義は微分積分と線型代数の二つのテーマからなり,それぞれ通しの授業として開講される.本科目の講義内容はS2タームから始まる「微分積分学」「線型代数学」に接続する. 各テーマの開講曜日時限は以下の通りである.

科類 微分積分 線型代数
理科一類(1-19) 火曜4限 木曜2限、金曜1限、金曜3限のいずれか
理科一類(20-39) 月曜4限 木曜3限
理科二類・理科三類 月曜2限 水曜1限

参考書

大学数学ことはじめ --------- 新入生のために --------- 東京大学数学部会 編・松尾 厚 著 東京大学出版会
これは本講義で用いられる共通資料を書籍化したものです.現在は共通資料冊子の配布は行なっていません.

本書の元となった共通資料はこちらから閲覧・ダウンロードできます.ECCSクラウドメールでの認証が必要です.
共通資料の著作権は編著者に属します.ファイルの再配布を禁止します.

授業計画

講義内容はおおむね以下の通りであるが,担当教員によっては順序や内容に一部変更が加えられる場合がある.

微分積分

線型代数

以上の項目に加えて,述語論理(全称命題,存在命題,命題の否定など)および集合と写像(集合の用語と記法.写像の定義域,制限,合成.単射,全射,逆写像など)を学ぶ.

なお,実数の連続性の詳細や有界閉区間上の連続関数の最大値・最小値の存在,中間値の定理の証明は「解析学基礎」(1年生も履修可能)で扱う.

(2017年3月改定)

工学教程と数理科学基礎、微分積分学、線型代数学の対照表

東京大学工学部,および東京大学大学院工学系研究科で作成した工学教程との 対照表

ページ先頭へ戻る