複素解析幾何セミナー
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| 開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
|---|---|
| 担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
今後の予定
2025年11月17日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
足立 真訓 氏 (静岡大学)
双曲井上曲面内のLevi平坦面について (Japanese)
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
足立 真訓 氏 (静岡大学)
双曲井上曲面内のLevi平坦面について (Japanese)
[ 講演概要 ]
Levi平坦面の囲む複素領域は局所擬凸であるが、一般にはSteinとなるとは限らない。Steinとなるための十分条件として、Levi葉層の法束の葉向正値性が知られている。特に、線織面内の平坦円周束、双曲井上曲面内のトーラス束の2種類の具体例がこの性質を満足している。講演者はこれまでに、平坦円周束の特殊例について、その囲む領域上の正則関数の増大度を解析し、重みつきBergman空間は任意の指数に対して無限次元である一方、$L^2$ Hardy空間が退化することを示した。本講演では、双曲井上曲面内のトーラス束の囲む領域においても、同様の性質が成立することを報告する。
[ 参考URL ]Levi平坦面の囲む複素領域は局所擬凸であるが、一般にはSteinとなるとは限らない。Steinとなるための十分条件として、Levi葉層の法束の葉向正値性が知られている。特に、線織面内の平坦円周束、双曲井上曲面内のトーラス束の2種類の具体例がこの性質を満足している。講演者はこれまでに、平坦円周束の特殊例について、その囲む領域上の正則関数の増大度を解析し、重みつきBergman空間は任意の指数に対して無限次元である一方、$L^2$ Hardy空間が退化することを示した。本講演では、双曲井上曲面内のトーラス束の囲む領域においても、同様の性質が成立することを報告する。
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
2025年12月08日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
村上 怜 氏 (東北大学)
TBA
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
村上 怜 氏 (東北大学)
TBA
[ 講演概要 ]
TBA
[ 参考URL ]TBA
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
2025年12月22日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
小木曽 啓示 氏 (東京大学)
TBA (Japanese)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
小木曽 啓示 氏 (東京大学)
TBA (Japanese)
[ 参考URL ]
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
2026年01月05日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
新田 泰文 氏 (東京理科大学)
Fano許容多様体の満渕定数 (Japanese)
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8
新田 泰文 氏 (東京理科大学)
Fano許容多様体の満渕定数 (Japanese)
[ 講演概要 ]
満渕ソリトンとは満渕氏が導入したFano多様体上の標準Kähler計量であり,Kähler-Einstein計量の一般化として知られるものである.Kähler-Einstein計量は満渕ソリトンでもあるが逆は一般には成り立たない. また, 満渕ソリトンを持つがKähler-Einstein計量を持たないFano多様体も存在する. 満渕ソリトンの存在に対しては満渕定数と呼ばれるFano多様体の正則不変量が知られており, 満渕ソリトンを許容するには満渕定数が1未満である必要がある.本講演ではFano許容多様体と呼ばれるFano多様体のクラスを取り上げ, その満渕定数の明示公式を紹介する. さらに, それを用いて具体的なFano許容多様体に対する満渕定数の計算及び満渕ソリトンの存在/非存在について説明したい.
本講演の内容は村山庄太郎氏(東京理科大学)との共同研究に基づく.
[ 参考URL ]満渕ソリトンとは満渕氏が導入したFano多様体上の標準Kähler計量であり,Kähler-Einstein計量の一般化として知られるものである.Kähler-Einstein計量は満渕ソリトンでもあるが逆は一般には成り立たない. また, 満渕ソリトンを持つがKähler-Einstein計量を持たないFano多様体も存在する. 満渕ソリトンの存在に対しては満渕定数と呼ばれるFano多様体の正則不変量が知られており, 満渕ソリトンを許容するには満渕定数が1未満である必要がある.本講演ではFano許容多様体と呼ばれるFano多様体のクラスを取り上げ, その満渕定数の明示公式を紹介する. さらに, それを用いて具体的なFano許容多様体に対する満渕定数の計算及び満渕ソリトンの存在/非存在について説明したい.
本講演の内容は村山庄太郎氏(東京理科大学)との共同研究に基づく.
https://forms.gle/gTP8qNZwPyQyxjTj8


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