Lie群論・表現論セミナー
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開催情報 | 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室 |
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担当者 | 小林俊行 |
セミナーURL | https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~toshi/seminar/ut-seminar.html |
2021年11月23日(火)
17:00-18:00 数理科学研究科棟(駒場) on line号室
田中 雄一郎 氏 (東大数理)
簡約型実球部分群に対するカルタン分解について (Japanese)
田中 雄一郎 氏 (東大数理)
簡約型実球部分群に対するカルタン分解について (Japanese)
[ 講演概要 ]
Gを実簡約型リー群とし、Hをその閉部分群とします。Gの極小放物型部分群が等 質空間G/H上に開軌道をもつとき、Hは実球部分群と呼ばれます。1995年に開催さ れた第3回整数論サマースクールにおきまして、小林俊行氏は「Hが簡約型の実球 部分群であればカルタン分解G=KAHが成り立つであろう」という予想を紹介しま した。本講演ではこの予想の証明についてお話させていただきたく思います。
Gを実簡約型リー群とし、Hをその閉部分群とします。Gの極小放物型部分群が等 質空間G/H上に開軌道をもつとき、Hは実球部分群と呼ばれます。1995年に開催さ れた第3回整数論サマースクールにおきまして、小林俊行氏は「Hが簡約型の実球 部分群であればカルタン分解G=KAHが成り立つであろう」という予想を紹介しま した。本講演ではこの予想の証明についてお話させていただきたく思います。