複素解析幾何セミナー
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開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
2021年05月24日(月)
10:30-12:00 オンライン開催
林本 厚志 氏 (長野工業高等専門学校)
Cartan-Hartogs領域の固有正則写像 (Japanese)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB
林本 厚志 氏 (長野工業高等専門学校)
Cartan-Hartogs領域の固有正則写像 (Japanese)
[ 講演概要 ]
2つの球の間の固有正則写像は自己同型写像である。球を別の領域にしたらどうなるかを調べたい。球の一般化として複素擬楕円体や有界対称領域が考えられる。これら2つの領域を合わせた領域としてHua領域がある。これは有界対称領域の上に複素擬楕円体が乗っているような領域である。Hua領域の一番簡単な場合としてCartan-Hartogs領域があり、これらの間の固有正則写像の分類問題を考える。分類すると本質的には1種類の写像しかないことが分かる。ここでは2つの多項式写像が自己同型写像の差を省いて一致すれば、Isotoropy写像の差を省いて一致することを使う。
[ 参考URL ]2つの球の間の固有正則写像は自己同型写像である。球を別の領域にしたらどうなるかを調べたい。球の一般化として複素擬楕円体や有界対称領域が考えられる。これら2つの領域を合わせた領域としてHua領域がある。これは有界対称領域の上に複素擬楕円体が乗っているような領域である。Hua領域の一番簡単な場合としてCartan-Hartogs領域があり、これらの間の固有正則写像の分類問題を考える。分類すると本質的には1種類の写像しかないことが分かる。ここでは2つの多項式写像が自己同型写像の差を省いて一致すれば、Isotoropy写像の差を省いて一致することを使う。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB