複素解析幾何セミナー
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開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
2020年10月26日(月)
10:30-12:00 オンライン開催
服部 広大 氏 (慶應義塾大学)
Spectral convergence in geometric quantization
https://zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB
服部 広大 氏 (慶應義塾大学)
Spectral convergence in geometric quantization
[ 講演概要 ]
シンプレクティック多様体とその上の前量子化束の組に対して、シンプレクティック形式と整合する複素構造の1パラメーター族と正則切断の1パラメーター族を考える。複素構造に対応するケーラー偏極の族が、ラグランジュファイブレーションに対応する実偏極に収束するとき、正則切断の族はボーア・ゾンマーフェルトファイバーに局所化するという現象が、アーベル多様体やトーリック多様体などのいくつかの例で観測されている。本講演では非特異なラグランジュファイブレーションの場合を中心に、前量子化束上のラプラス作用素のスペクトル収束の観点からボーア・ゾンマーフェルトファイバーへの局所化を説明する。本講演の内容は、山下真由子氏(京都大学)との共同研究に基づく。
[ 参考URL ]シンプレクティック多様体とその上の前量子化束の組に対して、シンプレクティック形式と整合する複素構造の1パラメーター族と正則切断の1パラメーター族を考える。複素構造に対応するケーラー偏極の族が、ラグランジュファイブレーションに対応する実偏極に収束するとき、正則切断の族はボーア・ゾンマーフェルトファイバーに局所化するという現象が、アーベル多様体やトーリック多様体などのいくつかの例で観測されている。本講演では非特異なラグランジュファイブレーションの場合を中心に、前量子化束上のラプラス作用素のスペクトル収束の観点からボーア・ゾンマーフェルトファイバーへの局所化を説明する。本講演の内容は、山下真由子氏(京都大学)との共同研究に基づく。
https://zoom.us/meeting/register/tJ0vcu2rrDIqG9Rv5AT0Mpi37urIkJ1IRldB