複素解析幾何セミナー
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開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
2020年05月25日(月)
10:30-12:00 オンライン開催
丸亀泰二 氏 (理研AIP・大阪大学)
Cheng-Yau計量の特性形式とCR不変量
https://forms.gle/vSFPoVR6ugrkTGhX7
丸亀泰二 氏 (理研AIP・大阪大学)
Cheng-Yau計量の特性形式とCR不変量
[ 講演概要 ]
Cheng-Yau計量は強擬凸領域上の双正則不変な完備Kähler-Einstein計量であり, その曲率の漸近挙動は境界のCR幾何によって記述される. この講演では, Cheng-Yau計量の特性形式の積分をrenormalizeすることによって境界の大域的CR不変量の族が得られることを説明する. また, Case-Goverによって導入されたI-prime曲率を一般化することで, CR多様体の高次の特性類の消滅から積分のCR不変性が従う曲率量を定義し, この曲率の積分が上記の不変量の族に現れることを示す.
[ 参考URL ]Cheng-Yau計量は強擬凸領域上の双正則不変な完備Kähler-Einstein計量であり, その曲率の漸近挙動は境界のCR幾何によって記述される. この講演では, Cheng-Yau計量の特性形式の積分をrenormalizeすることによって境界の大域的CR不変量の族が得られることを説明する. また, Case-Goverによって導入されたI-prime曲率を一般化することで, CR多様体の高次の特性類の消滅から積分のCR不変性が従う曲率量を定義し, この曲率の積分が上記の不変量の族に現れることを示す.
https://forms.gle/vSFPoVR6ugrkTGhX7