複素解析幾何セミナー

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開催情報 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
担当者 平地 健吾, 高山 茂晴

2016年04月18日(月)

10:30-12:00   数理科学研究科棟(駒場) 128号室
小櫃 邦夫 氏 (鹿児島大学)
Weil-Petersson計量の漸近展開についての最近の進展 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
リーマン面のモジュライ空間上のWeil-Petersson計量の境界における漸近展開は、H. Masurが1976年に与えた結果を初めとし、その後Yamada, Wolpert, Obitsu-Wolpertによって改良された。最近、Melrose, X. Zhu, Mazzeo, Swobodaにより、その漸近展開の形が完全に決定された。彼らの仕事を紹介し、残された問題や関連する話題について解説する。