談話会・数理科学講演会
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担当者 | 会田茂樹,大島芳樹,志甫淳(委員長),高田了 |
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セミナーURL | https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar/colloquium/index.html |
2016年03月22日(火)
16:50-17:50 数理科学研究科棟(駒場) 大講義室号室
お茶会の場所はいつもと異なる、大講義室前ホワイエです。
石井志保子 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Singularities and Jet schemes (JAPANESE)
http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/~shihoko/
お茶会の場所はいつもと異なる、大講義室前ホワイエです。
石井志保子 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
Singularities and Jet schemes (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
特異点を記述するためにいろいろな不変数が考えられていますがその中で比較的最近登場した Mather-Jacobian discrepancy と,特異点の上の jet schemes の関係を先ず紹介します.
この関係は多様体の基礎体の標数が0の場合には,このdiscrepancy 導入当初から知られており,
正標数の場合には最近証明されました.
これにより,特異点解消の存在がまだ証明されていない正標数の体上の特異点についても jet schemes を用いて
研究が進むことが期待されます.
本講演では,低次元の場合にそれがうまく機能することを紹介し,任意次元で機能するための課題を紹介します.
[ 参考URL ]特異点を記述するためにいろいろな不変数が考えられていますがその中で比較的最近登場した Mather-Jacobian discrepancy と,特異点の上の jet schemes の関係を先ず紹介します.
この関係は多様体の基礎体の標数が0の場合には,このdiscrepancy 導入当初から知られており,
正標数の場合には最近証明されました.
これにより,特異点解消の存在がまだ証明されていない正標数の体上の特異点についても jet schemes を用いて
研究が進むことが期待されます.
本講演では,低次元の場合にそれがうまく機能することを紹介し,任意次元で機能するための課題を紹介します.
http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/~shihoko/