複素解析幾何セミナー
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開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
2014年01月20日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室
宮地 秀樹 氏 (大阪大学)
タイヒミュラー距離の幾何学とその応用 (JAPANESE)
宮地 秀樹 氏 (大阪大学)
タイヒミュラー距離の幾何学とその応用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
タイヒミュラー空間上にはタイヒミュラー距離と呼ばれるリーマン面の擬等角変形理論に関して自然な距離がある. タイヒミュラー距離はタイヒミュラー空間の複素構造に関する小林距離と一致する. この講演では, タイヒミュラー空間の一つのコンパクト化を用いて, タイヒミュラー距離に関する幾何学と曲面上の単純閉曲線の交点数関数による幾何学との関連を解説する. そして, このコンパクト化の性質を応用して得られる, 単位円板からタイヒミュラー空間への正則写像の剛性についても話す.
タイヒミュラー空間上にはタイヒミュラー距離と呼ばれるリーマン面の擬等角変形理論に関して自然な距離がある. タイヒミュラー距離はタイヒミュラー空間の複素構造に関する小林距離と一致する. この講演では, タイヒミュラー空間の一つのコンパクト化を用いて, タイヒミュラー距離に関する幾何学と曲面上の単純閉曲線の交点数関数による幾何学との関連を解説する. そして, このコンパクト化の性質を応用して得られる, 単位円板からタイヒミュラー空間への正則写像の剛性についても話す.