複素解析幾何セミナー
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開催情報 | 月曜日 10:30~12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 平地 健吾, 高山 茂晴 |
2010年06月14日(月)
10:30-12:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
松本 和子 氏 (大阪府立大学)
C^n の Levi 平坦実超曲面への距離の Levi form の退化条件 (JAPANESE)
松本 和子 氏 (大阪府立大学)
C^n の Levi 平坦実超曲面への距離の Levi form の退化条件 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
C^nのC^2級の実超曲面への距離のLevi formは、超曲面の定義関数の2階微分から決まるHermite行列と対称行列を用いて表現できることを示す。また、その結果を用いて、距離のLevi formが至る所退化するLevi平坦実超曲面の性質を導く。その直接的な応用として、n次元複素トーラス内の滑らかな境界を持つ擬凸部分領域がSteinになるための条件が得られる。
C^nのC^2級の実超曲面への距離のLevi formは、超曲面の定義関数の2階微分から決まるHermite行列と対称行列を用いて表現できることを示す。また、その結果を用いて、距離のLevi formが至る所退化するLevi平坦実超曲面の性質を導く。その直接的な応用として、n次元複素トーラス内の滑らかな境界を持つ擬凸部分領域がSteinになるための条件が得られる。