談話会・数理科学講演会

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担当者 加藤晃史、北山貴裕、辻雄(委員長)、三竹大寿
セミナーURL https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar/colloquium/index.html

2009年10月23日(金)

16:30-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
お茶&Coffee&お菓子: 16:00~16:30 (コモンルーム)
辻 雄 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
p進エタール層のp進Hodge理論
[ 講演概要 ]
複素や実の多様体の特異コホモロジーを微分形式の言葉で記述する理論として、de Rhamの定理やHodge理論が良く知られている。p進Hodge理論は、これらの類似をp進体上の代数多様体のp進エタール・コホモロジーで考える理論である。p進エタール・コホモロジーにはp進体の絶対ガロア群が非常に複雑に作用しており、この作用を分かりやすい別の言葉で記述する理論の構築が、p進Hodge理論における大きな課題となっている。前半でp進Hodge理論の研究の歴史や背景について概観した後、後半ではp進体の絶対ガロア群のp進表現の相対版である、p進体上定義された代数多様体上のp進エタール層についての最近の研究を紹介する。