Lie群論・表現論セミナー
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開催情報 | 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室 |
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担当者 | 小林俊行 |
セミナーURL | https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~toshi/seminar/ut-seminar.html |
2008年07月15日(火)
16:30-18:00 数理科学研究科棟(駒場) 126号室
廣惠 一希 氏 (東大数理)
GL(4,R)の退化主系列表現の一般Whittaker関数
http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar.html
廣惠 一希 氏 (東大数理)
GL(4,R)の退化主系列表現の一般Whittaker関数
[ 講演概要 ]
$GL(n,R)$の退化球主系列表現の一般Whittaker模型の空間は,対称空間$GL(n,R)/O(n)$上の$C^\\infty$級関数の中で,ある微分作用素達のkernelとして特徴付けられる.この微分作用素達は,大島利雄氏による退化主系列表現に対するPoisson変換の像の特徴付けに用いられたものであり,その明示的な表示が氏によって得られている.また,こうしたkernel定理は山下博氏のユニタリ最低ウエイト加群の一般Whittaker模型に対する定理の類似にあたる.こういった背景の下,$GL(4,R)$の退化主系列表現に対し、いくつかの具体例を考えたい.そこでは一般Whittaker模型は一変数変形Bessel関数、Hornの二変数合流型超幾何関数によって実現される.
[ 参考URL ]$GL(n,R)$の退化球主系列表現の一般Whittaker模型の空間は,対称空間$GL(n,R)/O(n)$上の$C^\\infty$級関数の中で,ある微分作用素達のkernelとして特徴付けられる.この微分作用素達は,大島利雄氏による退化主系列表現に対するPoisson変換の像の特徴付けに用いられたものであり,その明示的な表示が氏によって得られている.また,こうしたkernel定理は山下博氏のユニタリ最低ウエイト加群の一般Whittaker模型に対する定理の類似にあたる.こういった背景の下,$GL(4,R)$の退化主系列表現に対し、いくつかの具体例を考えたい.そこでは一般Whittaker模型は一変数変形Bessel関数、Hornの二変数合流型超幾何関数によって実現される.
http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar.html