談話会・数理科学講演会

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担当者 加藤晃史、北山貴裕、辻雄(委員長)、三竹大寿
セミナーURL https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/seminar/colloquium/index.html

2006年11月24日(金)

16:30-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 123号室
お茶&Coffee&お菓子: 16:00~16:30(コモンルーム)
佐々真一 氏 (東京大学・大学院総合文化研究科)
ゆらぎをめぐる風景
[ 講演概要 ]
「ゆらぎ」とは、決まった規則がないままにゆらゆらと漂っているさまをあわらしている。わたしたちは、明確な動きの背後には規則があると自然に信じ、その規則を探ろうとするが、「ゆらゆら」に特別の意味をみようとしないだろう。ところで、それがゆえに、「ゆらゆら」の背後に何らかの構造が埋まっていることがわかったときには、衝撃が一段と大きい。
ゆらぎから新しい構造を抜き出した例を並べると、理論物理学史のひとつの断片ができる。講演前半部分では、このなかから20世紀前半のふたりの研究成果をアレンジしながら紹介したい。そのふたりとは、アインシュタインとオンサーガである。ゆらぎと対峙することで、マクロ側の普遍的法則を抽出し、直接みることができないミクロ側の性質を暴いた。これらの成果を踏まえて、講演後半部分では、ゆらぎの背後に新しい構造を見出そうとするわたしたちの最近の試みを紹介したい。