数値解析セミナー

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開催情報 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 齊藤宣一、柏原崇人
セミナーURL https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/utnas-bulletin-board/

2013年10月29日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
名古屋靖一郎 氏 (アーク情報システム)
数式処理ソフトを用いた多次元コンパクト差分公式の導出 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
多次元のテーラー展開から多次元のステンシルを用いたコンパクト型の差分公式を導出する.コンパクト差分公式は,陰的な自由度を持たせることによって,少ないステンシルで高い精度を達成する.その導出および検証の際,数式処理ソフトを用いた.数式処理ソフトを
利用したものづくりを話題にする.多次元のテーラー展開は,高精度な補間公式として見ることができる.この補間公式を用い,移流方程式に特性曲線法を適用した差分スキームを提案する.この特性曲線差分スキームに,回転コーン問題の数値実験を適用して,時間空間4次精度であることを検証する.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/utnas/