数値解析セミナー

過去の記録 ~03/28次回の予定今後の予定 03/29~

開催情報 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 齊藤宣一、柏原崇人
セミナーURL https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/utnas-bulletin-board/

2011年12月06日(火)

16:30-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
本セミナーは、グローバルCOE事業「数学新展開の研究教育拠点」(東京大学)の援助を受け、GCOEセミナーして行われています。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/gcoe/index.html

保江かな子 氏 (宇宙航空研究開発機構)
高次精度流体解析法の開発および航空宇宙分野への適用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
現在,数値流体力学(CFD: Computational Fluid Dynamics)は様々な分野で用いられており,対象となる物体形状や流れ場はより複雑になってきている.特に航空宇宙分野では,航空機全機周りのよう に乱流が支配的となる流れ場が対象であるため,より高精度な解析手法が必要とされている.講演者らはこれまでに,複雑形状周りの流れ場であっ ても精度良く空力解析を実施することができるDiscontinuous Galerkin(DG)法に基づく非構造CFDソルバーの開発を行ってきた.本講演では,開発したセル緩和型陰的DG法の概要を説明し,計算例を紹介す る.また,航空宇宙分野におけるCFDと風洞試験との関わりについて簡単に紹介しながら,開発した手法の航空宇宙分野における実用問題への適 用例を示す.
[ 参考URL ]
http://www.infsup.jp/saito/