応用解析セミナー

過去の記録 ~03/28次回の予定今後の予定 03/29~

開催情報 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 石毛 和弘

2014年07月03日(木)

16:00-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 128号室
石毛 和弘 氏 (東北大学大学院理学研究科)
放物型冪凸と放物型境界値問題 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本研究内容はフィレンツェ大学の Paolo Salani 氏との共同研究によるものである。偏微分方程式の解の凸性の研究は Brascamp-Lieb, Korevaar,Kennington らの研究により1970年代後半以降多いに進展してきた。
しかし、放物型方程式に関しては時間変数を固定した上での空間変数に関する解の凸性の研究が専らであった。本講演では、放物型冪凸という概念を導入し、冪凸非斉次項をもつ熱方程式の解の時空間変数による凸性について、最近の研究成果を含めて述べる。