東京確率論セミナー

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開催情報 月曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 122号室
担当者 佐々田槙子、中島秀太(慶應義塾大学)、星野壮登(東京科学大学)、蛯名真久(東京科学大学)
セミナーURL https://sites.google.com/view/tokyo-probability-seminar23/

2026年11月09日(月)

16:00-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 122号室
15:20〜 2階のコモンルームでTea timeを行います。ぜひこちらにもご参加ください。
三角 健太 氏 (東京大学)
ディリクレ空間で、準至る所ベクトル束を作り、マルコフ過程に沿って準至る所ベクトルを平行移動する。
[ 講演概要 ]
準正則 Dirichlet 空間上において準ベクトル束の概念を定式化することにより、その分類量として第一 Stiefel–Whitney 類が自然に現れる。さらに、この枠組みに適合する接続の理論を公理的に構築することで、対応する右過程の軌道に沿ったベクトルの準至る所での平行移動を構成することが可能となる。
この構成は、従来の Riemann 多様体あるいは sub-Riemann 多様体上の Brown 運動に沿う確率平行移動を包含するだけでなく、一般のジャンプ型過程に沿う確率平行移動も含む。さらには、RCD 空間など、特異空間上の Brown 運動に沿う確率平行移動さえも導く。
したがって本理論は、滑らかさに依存していた従来の平行移動の概念を、準正則 Dirichlet 形式と右過程を基礎とする非滑らかな対象へ拡張する一般的な枠組みを与えるものとなる。