東京名古屋代数セミナー
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担当者 | 阿部 紀行、Aaron Chan、伊山 修、行田 康晃、中岡 宏行、高橋 亮 |
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セミナーURL | http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~aaron.chan/TNAseminar.html |
2020年11月12日(木)
16:00-17:30 オンライン開催
オンライン開催の詳細は上記URLをご覧ください。
酒井 嵐士 氏 (名古屋大学)
ICE-closed subcategories and wide tau-tilting modules (Japanese)
オンライン開催の詳細は上記URLをご覧ください。
酒井 嵐士 氏 (名古屋大学)
ICE-closed subcategories and wide tau-tilting modules (Japanese)
[ 講演概要 ]
多元環の表現論では、多元環上の加群のなす圏の部分圏が調べられてきた。例えば、torsion class やwide部分圏などがある。今回の講演ではこれら2つの共通の一般化であるアーベル圏のICE-closed 部分圏を紹介する。そしてICE-closed部分圏はwide 部分圏のtorsion classであることを見る。またsupport tau-tilting 加群の一般化であるwide tau-tilting 加群を導入し、ICE-closed 部分圏がwide tau-tilting 加群と対応することを見る。本講演の内容は榎本悠久氏との共同研究に基づいている。
多元環の表現論では、多元環上の加群のなす圏の部分圏が調べられてきた。例えば、torsion class やwide部分圏などがある。今回の講演ではこれら2つの共通の一般化であるアーベル圏のICE-closed 部分圏を紹介する。そしてICE-closed部分圏はwide 部分圏のtorsion classであることを見る。またsupport tau-tilting 加群の一般化であるwide tau-tilting 加群を導入し、ICE-closed 部分圏がwide tau-tilting 加群と対応することを見る。本講演の内容は榎本悠久氏との共同研究に基づいている。