数値解析セミナー
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開催情報 | 火曜日 16:30~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 002号室 |
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担当者 | 齊藤宣一、柏原崇人 |
セミナーURL | https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/utnas-bulletin-board/ |
2019年04月08日(月)
16:50-18:20 数理科学研究科棟(駒場) 056号室
高石武史 氏 (武蔵野大学工学部)
粘弾性を反映したフェーズフィールドき裂進展モデル (Japanese)
高石武史 氏 (武蔵野大学工学部)
粘弾性を反映したフェーズフィールドき裂進展モデル (Japanese)
[ 講演概要 ]
フェーズフィールドを用いたき裂進展に関する近似エネルギー変分モデルは,弾性体に対する脆性破壊のモデルとしてBourdin-Francfort-Marigo によって導入されたが,近年多様な応用研究が行われている.講演者と木村はエネルギー勾配流の方程式としてより数値計算しやすいき裂進展方程式を得たが,さらに田中のアイデアにより粘弾性体に対応した方程式系を導出した.この粘弾性モデルから得られたき裂進展における粘性の影響と,さらにどのような応用が可能となるかについて述べる.
フェーズフィールドを用いたき裂進展に関する近似エネルギー変分モデルは,弾性体に対する脆性破壊のモデルとしてBourdin-Francfort-Marigo によって導入されたが,近年多様な応用研究が行われている.講演者と木村はエネルギー勾配流の方程式としてより数値計算しやすいき裂進展方程式を得たが,さらに田中のアイデアにより粘弾性体に対応した方程式系を導出した.この粘弾性モデルから得られたき裂進展における粘性の影響と,さらにどのような応用が可能となるかについて述べる.