応用解析セミナー

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開催情報 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 石毛 和弘

2011年06月30日(木)

16:00-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 128号室
鹿島 洋平 氏 (東京大学大学院数理科学研究科)
3次元空間における第2種超電導の巨視的モデルについて (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
3次元空間に置かれた第2種超電導体のまわりの電磁場の巨視的なふるまいを記述するモデルについて考察する.超電導を特徴付ける非線型の電場と電流密度の関係式をマックスウェル方程式系と組み合わせることで磁場に関する時間発展の方程式を導くことができる.この非線型のオームの法則としてビーンモデルが応用上典型的に用いられるが,超電導体の内部でピン止めされた磁束が動き出すとき一般の3次元の問題では電流と平行でない電場が現れることが予測され,ビーンモデルの仮定に反してしまう.3次元のより現実的な巨視的モデルの候補としては,Double Critical-state Modelが1980年代に提案されている.本講演ではこれらの巨視的モデルを3次元の問題に採用して導いた発展方程式の解の存在と有限要素法による離散化の方法を解説し,あわせて数値計算例を提示する.