統計数学セミナー
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担当者 | 吉田朋広、増田弘毅、荻原哲平、小池祐太 |
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セミナーURL | http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/ |
目的 | 確率統計学およびその関連領域に関する研究発表, 研究紹介を行う. |
2010年02月17日(水)
15:00-16:10 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
清 智也 氏 (東京大学 情報理工学系研究科)
勾配写像で表される球面上の確率分布族
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2009/14.html
清 智也 氏 (東京大学 情報理工学系研究科)
勾配写像で表される球面上の確率分布族
[ 講演概要 ]
球面上の確率分布族は、方向統計学において重要である。本講演では、コスト凸関数 (c-凸関数)と呼ばれる関数とその勾配写像を用いて、球面上の分布族を構成する。 コスト凸関数とは、最適輸送理論の分野で導入された概念であり、ユークリッド空間 における凸関数をリーマン多様体の場合へ拡張させたものである。提案する分布族の 性質をいくつか示し、簡単な方向データの解析例を示す。
[ 参考URL ]球面上の確率分布族は、方向統計学において重要である。本講演では、コスト凸関数 (c-凸関数)と呼ばれる関数とその勾配写像を用いて、球面上の分布族を構成する。 コスト凸関数とは、最適輸送理論の分野で導入された概念であり、ユークリッド空間 における凸関数をリーマン多様体の場合へ拡張させたものである。提案する分布族の 性質をいくつか示し、簡単な方向データの解析例を示す。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2009/14.html