応用解析セミナー

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開催情報 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 石毛 和弘

2009年11月26日(木)

16:00-17:30   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
小池 茂昭 氏 (埼玉大学・理学部数学科)
L^p 粘性解の弱ハルナック不等式の最近の進展
[ 講演概要 ]
Caffarelli による粘性解の regularity 研究 (1989 年) を基に, 1996 年に Caffarelli- Crandall-Kocan-Swiech によって L^p 粘性解の概念が導入された. L^p 粘性解とは, 通 常の粘性解理論では扱えなかった, 非有界非斉次項を持つ (非発散型) 偏微分方程 式にも適用可能な弱解である.
しかしながら, 係数に関しては有界係数しか研究されていなかった. その後, Swiech との共同研究により, 係数が非有界だが適当なべき乗可積分性を仮定して Aleksandrov-Bakelman-Pucci 型の最大値原理を導くことが可能になった.
本講演では, 非有界係数・非斉事項を持った, 完全非線形 2 階一様楕円型方程式 の L^p 粘性解の弱ハルナック不等式に関する最近のSwiech との共同研究の結果を紹 介する.