応用解析セミナー
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開催情報 | 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室 |
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担当者 | 石毛 和弘 |
2007年11月22日(木)
16:00-17:30 数理科学研究科棟(駒場) 126号室
佐藤 洋平 氏 (早稲田大学・基幹理工学部・数学科)
Critical frequencyをもつ非線形シュレディンガー方程式のマルチピーク解
佐藤 洋平 氏 (早稲田大学・基幹理工学部・数学科)
Critical frequencyをもつ非線形シュレディンガー方程式のマルチピーク解
[ 講演概要 ]
非線形シュレディンガー方程式
$$ -\\epsilon2 \\Delta u +V(x)u= u^p, u>0 \\ \\hbox{in} \\R^N,
u\\in H1(\\R^N)$$
において、$\\epsilon \\to 0$ としたときに V(x) の k個の極小点にピークが集中していくマルチピーク解 $u_\\epsilon$ について考える。
ここで、p はsuperlinear, subcriticalの条件を満たし, ポテンシャル関数 V(x) は非負の有界な関数で $\\liminf_{|x|\\to \\infty}V(x)>0$ を満たすとする。
もし V(x) の各極小点に集中するピークがあるとしたら、そのピークの形状や大きさはその極小値が正であるか、0であるかによって大きく異なることが知られている。
この講演では V(x) の各極小値が正であるか 0 であるかにかかわらず、各 k個の極小点にピークが集中するマルチピーク解 $u_\\epsilon$ を構成する。
非線形シュレディンガー方程式
$$ -\\epsilon2 \\Delta u +V(x)u= u^p, u>0 \\ \\hbox{in} \\R^N,
u\\in H1(\\R^N)$$
において、$\\epsilon \\to 0$ としたときに V(x) の k個の極小点にピークが集中していくマルチピーク解 $u_\\epsilon$ について考える。
ここで、p はsuperlinear, subcriticalの条件を満たし, ポテンシャル関数 V(x) は非負の有界な関数で $\\liminf_{|x|\\to \\infty}V(x)>0$ を満たすとする。
もし V(x) の各極小点に集中するピークがあるとしたら、そのピークの形状や大きさはその極小値が正であるか、0であるかによって大きく異なることが知られている。
この講演では V(x) の各極小値が正であるか 0 であるかにかかわらず、各 k個の極小点にピークが集中するマルチピーク解 $u_\\epsilon$ を構成する。