東京幾何セミナー
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担当者 | 二木 昭人(東京工業大学), 今野 宏 |
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セミナーURL | http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/~geometry/kika.html |
備考 | 場所は東大数理(駒場)、東京工業大学(大岡山)のいずれかで行います。 詳細については、上記セミナーURLよりご確認下さい。 「今後の予定」欄には、東工大で行われるセミナーは表示されないのでご注意下さい。 |
2006年11月10日(金)
16:00-17:30 数理科学研究科棟(駒場) 056号室
中島啓 氏 (京都大学大学院理学研究科)
箙多様体のベッチ数の計算
中島啓 氏 (京都大学大学院理学研究科)
箙多様体のベッチ数の計算
[ 講演概要 ]
箙多様体の S^1 作用に関する固定点は, 次数付き箙多様体と呼ばれる. そのベッチ数の母関数は, 量子ループ代数の q-指標の t-類似と呼ばれ, 表現論的に大切な対象である. このベッチ数を, 仮想ホッジ多項式と, 箙多様体の stratified グラスマン束の構造を用いて計算するアルゴリズムを紹介する. 時間があれば, 大型計算機による計算結果についても紹介する.
箙多様体の S^1 作用に関する固定点は, 次数付き箙多様体と呼ばれる. そのベッチ数の母関数は, 量子ループ代数の q-指標の t-類似と呼ばれ, 表現論的に大切な対象である. このベッチ数を, 仮想ホッジ多項式と, 箙多様体の stratified グラスマン束の構造を用いて計算するアルゴリズムを紹介する. 時間があれば, 大型計算機による計算結果についても紹介する.