東京幾何セミナー

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担当者 二木 昭人(東京工業大学), 今野 宏
セミナーURL http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/~geometry/kika.html
備考 場所は東大数理(駒場)、東京工業大学(大岡山)のいずれかで行います。
詳細については、上記セミナーURLよりご確認下さい。
「今後の予定」欄には、東工大で行われるセミナーは表示されないのでご注意下さい。

2006年04月12日(水)

14:40-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 056号室
三鍋 聡司 氏 (名古屋大学大学院多元数理科学研究科) 14:40-16:10
Topological Vertex とその応用
[ 講演概要 ]
この講演の内容は小西由紀子さんとの共同研究に基づきます.
まず,3次元 toric Calabi--Yau 多様体の Gromov--Witten 不変量の分配関数を計算する Topological Vertex と呼ばれる方法について説明します.その応用として,分配関数のフロップに関する不変性や,3次曲面の局所 Gromov--Witten 不変量の分配関数の公式が求められることを説明したいと思います.
安井 幸則 氏 (大阪市立大学物理学科) 16:30-18:00
Kerr Black Holes and Compact Einstein Manifolds
[ 講演概要 ]
1978 年 Page は,4次元 AdS Kerr ブラックホール解からある種の極限操作を使って S^2 上の S^2 束に inhomogeneous Einstein 計量を構成しました.この計量はコンパクトな空間上の inhomogeneous Einstein 計量として顕に書き下された最初の例です.ここでは、Page の手法を高次元に拡張することにより,Hawking たちによって発見された5次元 AdS Kerr ブラックホール解から,S^2 上の S^3 束に無限個のアインシュタイ ン計量を誘導します.関連する話題として, 5次元佐々木アインシュタイン計量および AdS/CFT 対応についても言及したいと思います.