社会数理コロキウム

過去の記録 ~03/27次回の予定今後の予定 03/28~

開催情報 水曜日 17:00~18:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室
担当者 儀我美一, 河野俊丈, 山本昌宏

2017年04月06日(木)

15:00-16:00   数理科学研究科棟(駒場) 002号室
16:00から2階コモンルームで情報交換会を行います。
瀧 雅人 氏 (理化学研究所 iTHES)
光学迷彩を設計するための数理的手法 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
SFにおける透明マントのような、物体を不可視にする技術は光学迷彩と呼ばれます。これまでは長らくフィクションの世界での技術であった光学迷彩ですが、この10年程で光学迷彩の実現に向けた科学技術上の進展が見られました。その一つはメタマテリアルという材料科学における発見です。その一方理論的な観点からのブレイクスルーは、物質中の電磁気学をリーマン幾何などを用いてうまく取り扱う変換光学の発見です。この講演では、背景知識を開設したのち、光学迷彩を設計するための数理的な手法についていくつか紹介します。そして様々な研究グループによる具体的な応用実験や、最近の進展についても触れたいと思います。
[ 参考URL ]
http://fmsp.ms.u-tokyo.ac.jp/FMSP_colloquium20170406.pdf