代数学コロキウム

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開催情報 水曜日 17:00~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 117号室
担当者 今井 直毅,ケリー シェーン

2024年01月10日(水)

17:00-18:00   数理科学研究科棟(駒場) 117号室
谷田川友里 氏 (東京工業大学)
階数1の層の特性サイクルと部分的に対数的な特性サイクル (Japanese)
[ 講演概要 ]
完全体上なめらかな代数多様体上の階数1の層に対して定義されるいくつかの特性サイクルの関係について考える。この特性サイクルのうちの一つはBeilinson-斎藤により構成可能層に対して消失輪体を用いて定義されるものである。
講演では、まず、加藤による対数的な特性サイクルの類似として、階数1の層に対し、対数的および非対数的な分岐理論を用いて部分的に対数的な特性サイクルを構成する。その後、部分的に対数的な特性サイクルを導入する利点や性質、特性サイクルとの関係についてわかったことを紹介する。