情報数学セミナー

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開催情報 木曜日 16:50~18:35 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
担当者 桂 利行

2020年12月24日(木)

14:55-16:40   オンライン開催
高島克幸氏のご講演と藤原洋氏のご講演のURLは異なります
高島 克幸 氏 (三菱電機) 14:55-16:40
同種写像グラフの数理と暗号応用 (Japanese)
[ 講演概要 ]
耐量子計算機暗号の一つである同種写像暗号は,楕円曲線間の同種写像からなる同種写像グラフの上で構成されるので,同種写像暗号の安全性・効率性を見積もるために,同種写像グラフの数学的性質の研究が進んでいる.また,種数1の楕円曲線だけでなく,高種数曲線同種写像暗号および高種数同種写像グラフの研究も進んでいる.本講演では,それらの最新動向とともに,種数2同種写像グラフに関する桂利行氏(東大数理)との共同研究成果を紹介する.
[ 参考URL ]
https://docs.google.com/forms/d/1yIKNrwSLsdYt_rivZI8JxhIu3kWtJua5hG8nV5FYbCk/
藤原 洋 氏 (株式会社ブロードバンドタワー) 16:50-18:35
ネットビジネス登場・GPUの基礎・2入力量子ゲート (Japanese)
[ 講演概要 ]
 コンピュータ間の相互接続が進行し、インターネットを用いたビジネスが登場した。コンピュータの高速化を必要とする画像処理とAI処理によってGPUが登場し進化した。また、古典コンピュータを遥かに超える高速演算を実現する量子ゲート式量子コンピュータを実現する多入力量子ゲートが、考案された。
 そこで、本講では、インターネットビジネスが登場した背景、古典コンピューティングにおける高速化の基本となるGPUの基礎、および、量子コンピューティングを実現する多入力量子ゲートの実際について述べる。
[ 参考URL ]
https://forms.gle/Uhy8uBujZatjNMsGA