代数幾何学セミナー

過去の記録 ~04/25次回の予定今後の予定 04/26~

開催情報 金曜日 13:30~15:00 数理科学研究科棟(駒場) ハイブリッド開催/117号室
担当者 權業 善範、中村 勇哉、田中 公

2021年06月02日(水)

15:00-16:00   数理科学研究科棟(駒場) 号室
京大と共催です。
青木孔 氏 (東大数理)
Quasiexcellence implies strong generation (日本語)
[ 講演概要 ]
BondalとVan den Berghは(小さい)三角圏からの反変関手がいつ表現可能かという問題の考察の中で、対象が三角圏を強生成(strongly generate)することの定義を導入した。強生成する対象が存在するときは良い表現可能性定理が成立する。
どのような有限次元Noetherスキームに対してその連接層の導来圏が強生成であるかについてはBondal–Van den Bergh以降Rouquier, Keller–Van den Bergh, Aihara–Takahashi, Iyengar–Takahashiなどにより多くの結果が得られていたが、最近Neemanは別の手法を用いてそれをalterationが適用できる分離Noetherスキームに対して示した。それを講演者はGabberのweak local uniformizationを用いることでさらに分離的準優秀スキームにまで拡張した。講演ではこの結果およびその証明の手法を紹介する。
[ 参考URL ]
Zoom