情報数学セミナー
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開催情報 | 木曜日 16:50~18:35 数理科学研究科棟(駒場) 128号室 |
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担当者 | 桂 利行 |
2019年10月31日(木)
16:50-18:35 数理科学研究科棟(駒場) 122号室
鈴木泰成 氏 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)
量子計算の基礎 (Japanese)
鈴木泰成 氏 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)
量子計算の基礎 (Japanese)
[ 講演概要 ]
近年の量子デバイスの発展で実用的な量子計算機の実現が現実味を帯びてきたことから、量子計算に関する研究開発が現在世界的に過熱している。量子計算の研究開発の次なる目標として、計算機の拡張に必須となる量子誤り訂正の実現と、量子誤り訂正を使わずとも可能な有用なアプリケーションを探求するNISQ(Noisy intermediate-scale quantum)アルゴリズムの実現の二つが特に注目を集めている。
4回構成の本講義ではまず1回目に量子計算の基礎的な枠組みを学んだ後、2,3回目でNISQアルゴリズムとして有望視される量子化学計算と機械学習への量子計算機の応用についてそれぞれ解説し、4回目に量子誤り訂正について解説を行う。
初回となる本講義では、量子計算を記述する基本的枠組み、物理実装や計算量などに関する基礎的な事実、そして近年の量子計算の発展の概要について解説する。
近年の量子デバイスの発展で実用的な量子計算機の実現が現実味を帯びてきたことから、量子計算に関する研究開発が現在世界的に過熱している。量子計算の研究開発の次なる目標として、計算機の拡張に必須となる量子誤り訂正の実現と、量子誤り訂正を使わずとも可能な有用なアプリケーションを探求するNISQ(Noisy intermediate-scale quantum)アルゴリズムの実現の二つが特に注目を集めている。
4回構成の本講義ではまず1回目に量子計算の基礎的な枠組みを学んだ後、2,3回目でNISQアルゴリズムとして有望視される量子化学計算と機械学習への量子計算機の応用についてそれぞれ解説し、4回目に量子誤り訂正について解説を行う。
初回となる本講義では、量子計算を記述する基本的枠組み、物理実装や計算量などに関する基礎的な事実、そして近年の量子計算の発展の概要について解説する。