情報数学セミナー
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開催情報 | 木曜日 16:50~18:35 数理科学研究科棟(駒場) 118号室 |
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担当者 | 桂 利行 |
2019年06月13日(木)
16:50-18:35 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
岡本 龍明 氏 (NTT)
完全準同型暗号 (Japanese)
岡本 龍明 氏 (NTT)
完全準同型暗号 (Japanese)
[ 講演概要 ]
21世紀に入り、公開鍵暗号が発展した新しい暗号概念として完全準同型暗号と関数型暗号が研究されるようになった.これら暗号では,暗号は単に秘匿性を保証するだけではなく,秘匿性を保証したまま様々な演算や高度なデータ検索を可能とする.いわば,暗号化したままクラウド計算やビックデータ検索を行うといったことが可能となる.
今回は完全準同型暗号の紹介を行う。この完全準同型暗号を実現するために前回紹介した格子暗号が使われることを紹介する。
21世紀に入り、公開鍵暗号が発展した新しい暗号概念として完全準同型暗号と関数型暗号が研究されるようになった.これら暗号では,暗号は単に秘匿性を保証するだけではなく,秘匿性を保証したまま様々な演算や高度なデータ検索を可能とする.いわば,暗号化したままクラウド計算やビックデータ検索を行うといったことが可能となる.
今回は完全準同型暗号の紹介を行う。この完全準同型暗号を実現するために前回紹介した格子暗号が使われることを紹介する。