代数学コロキウム
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開催情報 | 水曜日 17:00~18:00 数理科学研究科棟(駒場) 117号室 |
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担当者 | 今井 直毅,ケリー シェーン |
2019年06月12日(水)
17:00-18:00 数理科学研究科棟(駒場) 056号室
笠浦一海 氏 (東京大学数理科学研究科)
On extension of overconvergent log isocrystals on log smooth varieties (Japanese)
笠浦一海 氏 (東京大学数理科学研究科)
On extension of overconvergent log isocrystals on log smooth varieties (Japanese)
[ 講演概要 ]
Kを混標数の完備な非アルキメデス付値体とし,kをその剰余体とする.
Kedlayaおよび志甫の研究により,k上の滑らかな代数多様体Xとその上の単純正規交叉因子Zについて,X ¥setminus Z上の過収束アイソクリスタルのうちZの周りである種のモノドロミーを持つものは,XにZから定まる対数的構造を入れた対数的代数多様体上の収束対数的アイソクリスタルに延長できることが知られている.
本講演では,この結果の,適当な条件を満たす一般の対数的に滑らかな代数多様体と,その対数的構造から定められる部分スキーム上の過収束対数的アイソクリスタルへの拡張について議論する.
Kを混標数の完備な非アルキメデス付値体とし,kをその剰余体とする.
Kedlayaおよび志甫の研究により,k上の滑らかな代数多様体Xとその上の単純正規交叉因子Zについて,X ¥setminus Z上の過収束アイソクリスタルのうちZの周りである種のモノドロミーを持つものは,XにZから定まる対数的構造を入れた対数的代数多様体上の収束対数的アイソクリスタルに延長できることが知られている.
本講演では,この結果の,適当な条件を満たす一般の対数的に滑らかな代数多様体と,その対数的構造から定められる部分スキーム上の過収束対数的アイソクリスタルへの拡張について議論する.