応用解析セミナー
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開催情報 | 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室 |
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担当者 | 石毛 和弘 |
2011年11月10日(木)
15:00-16:00 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
今回はダブルヘッダーのため,開始時間が通常と異なりますのでご注意ください.
森洋一朗 氏 (ミネソタ大学)
電解質および浸透圧調節の細胞生理学とその数理モデル (JAPANESE)
今回はダブルヘッダーのため,開始時間が通常と異なりますのでご注意ください.
森洋一朗 氏 (ミネソタ大学)
電解質および浸透圧調節の細胞生理学とその数理モデル (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
細胞体積とイオン濃度の調節は細胞生理学、特に上皮細胞の生理学
において中心的な課題である。細胞体積調節を記述する標準的な数理
モデルはpump-leak model と呼ばれ、数学的には常微分方程式に
代数的な拘束条件の加わった系である。60年代から現在に至るまで
多くの研究者が用いてきたにもかかわらず、その数理的な性質は全く
知られていなかった。本講演では、pump-leak model には熱力学的な
構造があることを解説し、これを利用することで最近得られた解析的な
結果を紹介する。さらにpump-leak model を拡張して得られる偏微分
方程式系とその熱力学的構造について解説する。
細胞体積とイオン濃度の調節は細胞生理学、特に上皮細胞の生理学
において中心的な課題である。細胞体積調節を記述する標準的な数理
モデルはpump-leak model と呼ばれ、数学的には常微分方程式に
代数的な拘束条件の加わった系である。60年代から現在に至るまで
多くの研究者が用いてきたにもかかわらず、その数理的な性質は全く
知られていなかった。本講演では、pump-leak model には熱力学的な
構造があることを解説し、これを利用することで最近得られた解析的な
結果を紹介する。さらにpump-leak model を拡張して得られる偏微分
方程式系とその熱力学的構造について解説する。