代数幾何学セミナー
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開催情報 | 金曜日 13:30~15:00 数理科学研究科棟(駒場) ハイブリッド開催/117号室 |
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担当者 | 權業 善範、中村 勇哉、田中 公 |
2010年06月21日(月)
16:40-18:10 数理科学研究科棟(駒場) 126号室
月岡 透 氏 (大阪府立大学)
ファノ多様体の擬指数と端射線の長さの最小値 (JAPANESE)
月岡 透 氏 (大阪府立大学)
ファノ多様体の擬指数と端射線の長さの最小値 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
ファノ多様体上の有理曲線と反標準因子の交点数
の最小値は擬指数(pseudo-index)と呼ばれる。ファノ多様体
の構造は端射線によって制御されるという観点から、
端射線上にある有理曲線を考えるのが特に重要である。
本講演では、双有理射を持つ4次元ファノ多様体について
端射線の長さの最小値が擬指数と一致することを示す。
ファノ多様体上の有理曲線と反標準因子の交点数
の最小値は擬指数(pseudo-index)と呼ばれる。ファノ多様体
の構造は端射線によって制御されるという観点から、
端射線上にある有理曲線を考えるのが特に重要である。
本講演では、双有理射を持つ4次元ファノ多様体について
端射線の長さの最小値が擬指数と一致することを示す。