数理人口学・数理生物学セミナー

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2010年01月20日(水)

14:40-16:10   数理科学研究科棟(駒場) 052号室
江島啓介 氏 (東京大学情報理工学研究科数理情報専攻修士課程)
東京都市圏パーソントリップ調査に基づく新型インフルエンザ感染拡大シミュレーション
[ 講演概要 ]
新型インフルエンザの感染拡大に対する対応策として,学校施設等の閉鎖など外
出時の感染機会を減らすための措置が考えられるが,その効果は十分に明らかで
はない.そこで本研究では,individual based modelに東京都市圏パーソント
リップ調査を組み合わせることにより感染拡大モデルを構築し,数値シミュレー
ションによって外出規制および施設閉鎖の効果を検討した.外出規制に関して
は,規制日数が12日以上と長い場合には効果が大きいことがわかった.また,施
設閉鎖に関しては,閉鎖期間・閉鎖基準を厳しくすると,ピークまでの日数は変
わらないものの,累積罹患率は低下することがわかった.