応用解析セミナー
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開催情報 | 木曜日 16:00~17:30 数理科学研究科棟(駒場) 002号室 |
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担当者 | 石毛 和弘 |
2006年12月14日(木)
16:00-17:30 数理科学研究科棟(駒場) 056号室
山田 澄生 氏 (東北大・大学院理学研究科・理学部
数学専攻)
特異点を持つ極小部分多様体の変分原理
山田 澄生 氏 (東北大・大学院理学研究科・理学部
数学専攻)
特異点を持つ極小部分多様体の変分原理
[ 講演概要 ]
与えられた境界を持つ極小部分集合に特異点が必然的に現れることは
今までによく知られている現象である。幾何学的測度論は、それらの特異点
を許容する存在定理の枠組みを提供する為に発展してきた。こうして
現れる部分集合の幾何学的特徴付けを、写像の持つエネルギー関数の最小化というJ.Douglas
の方法論を発展させることによって試みる。また特異点周辺の面積密度の
単調性公式についても言及したい。
与えられた境界を持つ極小部分集合に特異点が必然的に現れることは
今までによく知られている現象である。幾何学的測度論は、それらの特異点
を許容する存在定理の枠組みを提供する為に発展してきた。こうして
現れる部分集合の幾何学的特徴付けを、写像の持つエネルギー関数の最小化というJ.Douglas
の方法論を発展させることによって試みる。また特異点周辺の面積密度の
単調性公式についても言及したい。