奨学金受給者の手続きについて

日本政府奨学金(国費)留学生の各種手続き

平成26年度(2014年度)の支給月額(数理科学研究科の学生の場合)
博士課程:148,000円、修士課程:147,000円、研究生 :146,000円

1.毎月の手続き

月々の奨学金を受け取るためには、毎月在籍確認のための書類に署名しなくてはなりません。
毎月初めの決められた期日内に手続きした場合は、その月の20日ころ奨学金が受給者名義の郵便局のぱるる口座に振り込まれます。期日内に手続きができなかった場合は、奨学金の振り込みが翌月になります。
ただし、月のはじめから終わりまで日本を離れている場合はその月の奨学金は支給されません。

手続きは毎月初めにすませてください。

2.研究成果の報告

年度末には文部科学省に成績と出席状況をもとに、研究状況を報告します。

3.奨学金支給期間の延長

奨学金支給期間が満了になる国費留学生のうち条件にあっている者は奨学金支給期間の延長申請ができます。延長申請が認められるのは特に優秀と認められた者に限られます。

<奨学金支給期間延長の申請基準>

延長理由延長許可期限条  件
研究生から修士入学 正規の課程修了期間 非正規生としての期間が予備教育期間を含め2年未満理の者(理系の場合)
研究生から博士入学 正規の課程修了期間 非正規生としての期間が予備教育期間を含め1年以内の者(理系の場合)
修士修了から博士入学 正規の課程修了期間 研究留学生として採用された者。留年者不可。
学部卒業から修士入学 正規の課程修了期間 学部留年者、医歯系学部卒業者以外の者。

研究生の身分のままでの延長申請はできません。

変更点
 平成19年度以降は、学部等からの採用者でも、優秀な学生であれば博士課程修了時まで延長することが可能になりました。
 延長申請は進学の都度行います。短縮修了して進学を予定している者ははやめに申し出ること。
 申請時期は1年に1度(10月頃)、結果通知は2月下旬頃です。


提出書類

  • 申請書(学年進行または進学)と研究計画(研究状況)書
  • 写真
  • 成績証明書
  • 指導教員の意見書

注意:
大使館推薦または国内採用により採用された者が大学院の正規課程他大学への進学希望先は第二希望までに限られます。進学にあたり大学を変更する場合は合理的かつ明白な理由が必要です。進学先が申請書に記入した大学以外のときは、奨学金は支給されません。
大学推薦による国費留学生は他大学への進学は認められません。

4.渡日旅費の手続き

入学手続き 参照

5.帰国旅費について

旅費 参照

line.gif

学習奨励費受給者の手続き

月々の奨学金を受け取るためには、毎月在籍確認のための書類に署名しなくてはなりません。なるべくそれぞれの月はじめに手続きを済ませてください。
その月の奨学金は翌月の20日ころ受給者名義の銀行口座に振り込まれます。ただし、3月分の奨学金は3月末までに振り込まれます。

奨学金受給期間に他の奨学金に採用された場合、修了や退学をする場合は速やかに届け出てください。 年度末には文部科学省に成績を報告します。