「魅力ある大学院教育」イニシアティブ

「魅力ある大学院教育」イニシアティブは、現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るために開始された文部科学省による支援事業です。
平成17年度に本研究科の「英語による数学研究発表・討論の能力開発」が採択されました。

「英語による数学研究発表・討論の能力開発」

・目的
  大学院教育における英語の教育・訓練を通じ、数理科学での国際的情報発信力を高め、世界のリーディングユニヴァーシティにふさわしいものとします。本研究科は我が国の数理科学研究者養成に指導的役割を果たしており、上記のような英語教育・訓練は極めて重要です。
  多彩な外国人講師による連続英語教育や、英語で研究発表が行われる国際会議出席を通じて、国際準公用語としての英語力の増進を計ります。また、英語教材の充実を図り、将来への事業継続に役立てます。

・内容
(1) 米国はじめ世界各地から講師を招へいし、英語による連続講義を行う。講演はDVD化し 教材として役立てるほか、レクチャーノート作製の資料とする。
(2) 大学院生を海外の研究集会へ派遣する。
(3) 東京大学玉原国際セミナーハウスにおいてスプリングスクール、サマーセミナーを開催するほか、集中セミナーを随時開催する。
(4) ビデオ機材、コンピュータ機材、英語関連図書の整備を行う。

 

魅力ある大学院イニシアティブによる英文論文作成合宿風景 2006年7月