長 谷 川 立 (HASEGAWA Ryu)
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講 座 | 離散数理学大講座 准教授 | ||
研究分野 | 理論計算機科学 | ||
研究テーマ |
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研究概要 | プログラミング言語の基礎となる諸体系について、主として理論的な観点から研究している。中心的なテーマは、型理論にあらわれる数学的構造の解析と、それを通して見える計算機構の探求である。ラムダ計算に型の概念を加えた型理論は、プログラミング言語設計の理論的支柱として、プログラミング言語の黎明期から広く研究・活用されてきた。型理論の特徴は、Curry-Howard 対応や圏論的意味論を通して、単なる人工言語を超えた普遍的な数学的構造を獲得しているところにある。このラインの延長上で、より強力な型理論に対する理論的基礎を確立するための研究を行っている。特にポリモルフィズム(多相性)は重要でありながら、その研究には大きな困難を伴う。 ポリモルフィズムを持つ型理論の表示的意味論を通して、その性質を探求することは、最も中心的な課題の一つである。 |
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主要論文 |
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受賞 | 情報処理学会山下記念研究賞, 2001年 |