講演会

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2013年07月08日(月)

10:40-12:10   数理科学研究科棟(駒場) 128号室
出原浩史 氏 (明治大学 先端数理科学インスティテュート)
生物の集合形成メカニズム:ミクロとマクロの視点から (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
自然界では集合し生活する生物が数多くいる.そのような生物種のダイナミクスを表現するためにミクロレベルの視点からランダムウォークに基づく粒子モデルがしばしば提唱される. 一方,生物の個体群密度を考慮した場合, そのダイナミクスはマクロレベルの偏微分方程式モデルとして表現される.
このように着目する視点によって提唱されるモデルは異なる. 本講演では, 生物の集合現象を例に,ミクロレベルでの粒子モデルとマクロレベルでの偏微分方程式モデルの間の関係を紹介したい.