数理人口学・数理生物学セミナー
過去の記録 ~05/01|次回の予定|今後の予定 05/02~
2014年11月19日(水)
14:50-16:20 数理科学研究科棟(駒場) 122号室
若野友一郞 氏 (明治大学現象数理学科)
Adaptive Dynamicsの紹介と、その有限集団への応用 (JAPANESE)
http://joefs.mind.meiji.ac.jp/~joe/
若野友一郞 氏 (明治大学現象数理学科)
Adaptive Dynamicsの紹介と、その有限集団への応用 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
本講演では、まず無限集団を仮定する通常のAdaptive Dynamicsを紹介し、
進化的安定性と収束安定性を解説する。また、対応する個体ベースシミュレーションを
紹介する。個体数が有限の場合に不可避的に現れる揺らぎ(遺伝的浮動)が、
進化動態に大きな影響を与えることを、まずはシミュレーション研究から示す。
揺らぎの影響を解析的に示すために、無限集団のAdaptive Dynamicsを
Replicator-Mutator方程式系(積分微分方程式系)によって定式化し、
そこから得られるモーメントの時間発展方程式(ODE)に揺らぎの項を
加えた確率微分方程式(SDE)モデルを導出し、個体数が進化的分岐に与える影響を
解析的に導出する。
[ 参考URL ]本講演では、まず無限集団を仮定する通常のAdaptive Dynamicsを紹介し、
進化的安定性と収束安定性を解説する。また、対応する個体ベースシミュレーションを
紹介する。個体数が有限の場合に不可避的に現れる揺らぎ(遺伝的浮動)が、
進化動態に大きな影響を与えることを、まずはシミュレーション研究から示す。
揺らぎの影響を解析的に示すために、無限集団のAdaptive Dynamicsを
Replicator-Mutator方程式系(積分微分方程式系)によって定式化し、
そこから得られるモーメントの時間発展方程式(ODE)に揺らぎの項を
加えた確率微分方程式(SDE)モデルを導出し、個体数が進化的分岐に与える影響を
解析的に導出する。
http://joefs.mind.meiji.ac.jp/~joe/