数理人口学・数理生物学セミナー
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2014年07月23日(水)
14:50-16:20 数理科学研究科棟(駒場) 128号室
増田 直紀 氏 (University of Bristol, Department of Engineering Mathematics)
脳のresting-stateネットワークとそのエネルギー地形、睡眠との関係 (JAPANESE)
増田 直紀 氏 (University of Bristol, Department of Engineering Mathematics)
脳のresting-stateネットワークとそのエネルギー地形、睡眠との関係 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
脳の resting-state ネットワークは、様々な認知機能に関わっていると言われている。本発表では、MRI によって安静時にあるヒトから計測された脳信号に、最大エントロピー法(統計物理で知られるイジングモデルと同値)を適用して脳のネットワーク構造を推定する研究について紹介する。最大エントロピー法は、既存手法よりもより高い精度で解剖的な意味での脳ネットワークを推定できることが明らかになった。また、エネルギー地形という概念を用いた解析や、睡眠データへの応用についても述べる。
脳の resting-state ネットワークは、様々な認知機能に関わっていると言われている。本発表では、MRI によって安静時にあるヒトから計測された脳信号に、最大エントロピー法(統計物理で知られるイジングモデルと同値)を適用して脳のネットワーク構造を推定する研究について紹介する。最大エントロピー法は、既存手法よりもより高い精度で解剖的な意味での脳ネットワークを推定できることが明らかになった。また、エネルギー地形という概念を用いた解析や、睡眠データへの応用についても述べる。