統計数学セミナー
過去の記録 ~10/09|次回の予定|今後の予定 10/10~
担当者 | 吉田朋広、増田弘毅、荻原哲平、小池祐太 |
---|---|
セミナーURL | http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/ |
目的 | 確率統計学およびその関連領域に関する研究発表, 研究紹介を行う. |
2013年10月16日(水)
13:30-14:40 数理科学研究科棟(駒場) 052号室
中谷 朋昭 氏 (北海道大学)
統計解析環境Rにおける多変量GARCHモデルの推定とパッケージ化 (JAPANESE)
http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/2013/03.html
中谷 朋昭 氏 (北海道大学)
統計解析環境Rにおける多変量GARCHモデルの推定とパッケージ化 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
条件付相関係数型多変量GARCHモデルを推定するためのパッケージccgarch2を紹 介する。ccgarch2は、オープンソースの統計解析環境R用に開発されたアドオン パッケージであるため、幅広いOS上で動作可能である。ccgarch2では、代表的な 条件付相関係数型多変量GARCHモデルであるCCC-GARCH (Bollerslev, 1990)、 DCC-GARCH (Engle, 2002)およびその修正モデルであるcDCC-GARCH (Aielli, 2013)の推定が可能である。このほか、推定されたボラティリティや条件付相関 係数の図示、残差分析などの機能を備えている。報告では、上記の代表的GARCH モデルについて概説した後、ccgarch2の具体的な利用方法と、今後の改良予定に ついて触れる。
[ 参考URL ]条件付相関係数型多変量GARCHモデルを推定するためのパッケージccgarch2を紹 介する。ccgarch2は、オープンソースの統計解析環境R用に開発されたアドオン パッケージであるため、幅広いOS上で動作可能である。ccgarch2では、代表的な 条件付相関係数型多変量GARCHモデルであるCCC-GARCH (Bollerslev, 1990)、 DCC-GARCH (Engle, 2002)およびその修正モデルであるcDCC-GARCH (Aielli, 2013)の推定が可能である。このほか、推定されたボラティリティや条件付相関 係数の図示、残差分析などの機能を備えている。報告では、上記の代表的GARCH モデルについて概説した後、ccgarch2の具体的な利用方法と、今後の改良予定に ついて触れる。
http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/2013/03.html