統計数学セミナー
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担当者 | 吉田朋広、増田弘毅、荻原哲平、小池祐太 |
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目的 | 確率統計学およびその関連領域に関する研究発表, 研究紹介を行う. |
2012年12月07日(金)
14:50-16:00 数理科学研究科棟(駒場) 006号室
参加をご希望される方は鎌谷 (阪大基礎工); kamatani at sigmath.es.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください.
田中 研太郎 氏 (東京工業大学)
条件付き独立性と線形代数 (JAPANESE)
http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/2012/12.html
参加をご希望される方は鎌谷 (阪大基礎工); kamatani at sigmath.es.osaka-u.ac.jpまでご連絡ください.
田中 研太郎 氏 (東京工業大学)
条件付き独立性と線形代数 (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
確率モデルにおける条件付き独立性の構造を表す手法として, グラフを用いた表現手法(グラフィカルモデリング)がよく使われる. しかし, グラフでは表すことのできない条件付き独立性の構造を持つ確率モデルが多数存在することが知られている. この欠点を克服するために, imset と呼ばれるものを用いた線形代数的な表現手法が Studeny(2005) によって提案されている. 今回の発表では, まず, imset について分かりやすく説明した後, 条件付き独立性の間に成り立つ関係式を自動的に導出する最近の手法について報告する. また, ベイジアンネットワークのデータからの構造推定に対する応用についても簡単に解説する.
[ 参考URL ]確率モデルにおける条件付き独立性の構造を表す手法として, グラフを用いた表現手法(グラフィカルモデリング)がよく使われる. しかし, グラフでは表すことのできない条件付き独立性の構造を持つ確率モデルが多数存在することが知られている. この欠点を克服するために, imset と呼ばれるものを用いた線形代数的な表現手法が Studeny(2005) によって提案されている. 今回の発表では, まず, imset について分かりやすく説明した後, 条件付き独立性の間に成り立つ関係式を自動的に導出する最近の手法について報告する. また, ベイジアンネットワークのデータからの構造推定に対する応用についても簡単に解説する.
http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~kamatani/statseminar/2012/12.html