保型形式の整数論月例セミナー

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開催情報 土曜日 13:30~16:00 数理科学研究科棟(駒場) 123号室
担当者 織田 孝幸
セミナーURL https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~takayuki/monthly-seminar.html

2010年05月15日(土)

13:30-16:00   数理科学研究科棟(駒場) 123号室
成田 宏秋 氏 (熊本大学理学部数学教室) 13:30-14:30
Strict positivity of the central values of some Rankin-Selberg
L-functions (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
この講演では、荒川リフトというGSp(2)の内部形式上の保型形式に対する、
ある次数8のRankin-Selberg型のL関数の中心値が正となる例について紹介
する。このL関数は岡崎武生氏がGO(2,2)からのテータリフトにより
構成したGSp(2)上のparamodular形式のそれと一致する場合があり、
GSp(2)のRankin-Selberg型のL関数の中心値が正となる例も与える。
山内卓也 氏 (大阪府立大学総合教育研究機構) 15:00-16:00
超幾何層に付随するカラビヤウ多様体とその応用について (JAPANESE)
[ 講演概要 ]
射影直線から3点を抜いた開曲線U上の階数1のある局所系の畳み込みを帰納的に繰り返すことで超幾何層を定義し、この局所系を中間次数(偶数次数のときはup to 代数的サイクル)に持つようなU上のカラビヤウ多様体の族の構成とその各ファイバーの潜在的保型性やUnit root formula など数論への応用を述べる。以上は都築暢夫氏(東北大学)との共同研究である。