統計数学セミナー
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担当者 | 吉田朋広、増田弘毅、荻原哲平、小池祐太 |
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目的 | 確率統計学およびその関連領域に関する研究発表, 研究紹介を行う. |
2008年02月20日(水)
16:20-17:30 数理科学研究科棟(駒場) 122号室
大屋 幸輔 氏 (大阪大学大学院経済学研究科)
A Test for Cross-sectional Dependence of Microstructure Noises and their Cross-Covariance Estimator
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2007/21.html
大屋 幸輔 氏 (大阪大学大学院経済学研究科)
A Test for Cross-sectional Dependence of Microstructure Noises and their Cross-Covariance Estimator
[ 講演概要 ]
高頻度観測される約定データにもとづく Integrated Volatility や Integrated Covariance の推定量は Bid-Ask Bounce に代表される Market Microstructure Noise の存在により、バイアスをもち、その分散も過大なものになっている。さ まざまな推定量の改良が提案されているが、それらの多くは Microstructure Noise の dependence の構造を既知としたものである。この従属性の構造を明ら かにするために、本報告では直接観測できない Microstructure Noise の相互自 己共分散がゼロであるかどうかを検定する統計量と相互自己共分散関数の推定量 を提案する。
[ 参考URL ]高頻度観測される約定データにもとづく Integrated Volatility や Integrated Covariance の推定量は Bid-Ask Bounce に代表される Market Microstructure Noise の存在により、バイアスをもち、その分散も過大なものになっている。さ まざまな推定量の改良が提案されているが、それらの多くは Microstructure Noise の dependence の構造を既知としたものである。この従属性の構造を明ら かにするために、本報告では直接観測できない Microstructure Noise の相互自 己共分散がゼロであるかどうかを検定する統計量と相互自己共分散関数の推定量 を提案する。
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~kengok/statseminar/2007/21.html